連載コラム

呪詛と呪詛返し

呪詛・・・読み方は「じゅそ」になります。
呪詛ってなんでしょうか?まぁ、字を見れば呪いに関係することだというのはわかると思いますが、
ほんとうに人を呪うことなんてできるんでしょうか。

憎い、嫌い、殺したいなどの負の感情を術を使って、相手にぶつける。
でも、普通に生活をしていて、誰しも負の感情が生まれてくるときがあるかもしれません。
逆に自分は気づいていないけども、恨まれていることもあるかもしれません。

事前に調べたことでは、辞書で調べると、
神仏や悪霊などに祈願して相手に災いが及ぶようにすることって紹介されています。
ようは呪いをかけてもらうってことですね。

イマドキそんなことを依頼するの?って思う方もいるでしょう。
でも、この“呪詛”を依頼する方がいるんですって。ネットに結構そんなサイトが紹介されていて、ビックリ!!!

今回は、“呪詛”に詳しい占い師に聞いてきました!
では、さっそく伺った内容をまとめます。

・“呪詛”はやってはならないこと。
・いろんな呪詛があります。
・呪詛返し
・呪詛を返されるとどうなる?
・ガチ!呪詛をかけられた現場に密着!

・“呪詛”はやってはならないこと。
まず占い師がおっしゃった言葉の中に
“呪詛はかけてはならない”
ってことを強く強調されておっしゃっておられました。

呪詛とは一体何なのか?

呪詛=呪いでは、それを用いることで本当に人を死に至らしめることがあるようです。
これは古来日本でも行われてきたことで、現存する書物の中にもそうした記述が残されているそうです。

呪詛と聞いて一番メジャーで誰もが聞いたことがあるものとして「丑の刻参り」。
丑の刻、つまり午前2時過ぎに神社などの霊格の高い場所で、藁人形を5寸釘で打ち付けるというものです。

そんなドラマや映画みたいなことと思うかもしれませんが、時々神社のご神木に釘を打ち付けた後や、藁人形が見つかることがあるそうです。
実際に呪いをかけている人がいるようなのです。

では実際に呪いをかけられた人はどうなるのでしょうか?
一般的に藁人形の釘を打ち付けられた場所に呪いを受けている人は不調をきたすと言われています。
腕であれば腕を怪我するなどです。心臓であれば呪いを受けた人は死亡してしまうのです。

しかし、呪詛による怪我などは科学的に関係性を証明できていません。
藁人形で腕を釘で撃ち抜かれたら、同じ時期に腕を怪我したら呪いが成功したように見えますが、
偶然に怪我した可能性がないわけではありません。

もし、死亡事故などあった場合に呪殺による殺人が成立できるかと言われれば、成立できないことになるでしょう。
あくまでも死亡事故が、死因となります。

では、呪殺は完全犯罪になりうるかというと、実際にできるのであればなると思います。
しかし、そこまで強い呪いをするということは、術者もリスクを追うことになります。
昔から「人を呪わば穴2つ」と言われています。

人を死に至らしめるよな強い呪いは、墓穴が2つ必要になるということです。
呪われた人と呪った人の2つ必要と言うことです。

自分の命をかけて人を呪っているのです。でも現代ではそこまで思い詰めて呪いをかけている人はいるのでしょうか。
軽い気持ちで呪詛をかけると思わないしっぺ返しが返ってくることになるのです。

呪詛返しとは?

呪詛を返すことを“呪詛返し”と呼びます。
これは術者に依頼し、今かけられている呪詛を相手に返してもらうことです。

熟練の者でないと、なかなかそうした呪詛返しは難しく、これも命がけで行うもののようです。

・呪詛返しされるとどうなる?
呪詛返しされると、もともと術をかけていた術者に影響が何倍にもなって跳ね返ります。
そして、術者だけでなく、依頼した者に関してもその影響が及ぶということです。
ですので、最悪の結果、術者も依頼者もすべて死に至るという結果になるようです。

呪詛をかけるのも呪詛返しをするのも、修行を積んだ熟練の術士でないとできません。
素人に呪詛ができるなら、原因不明の事故が世の中にあふれることになっているかもしれません。

では、ちゃんと修行を受けた人で呪詛を変えるのを引き受けてくれる人はいるのか?
実はいるそうです。修行が厳しくて逃げ出した人やちゃんと修行したのに平気で呪詛を引き受ける人など・・・通称「拝み屋」と言われているそうです。
普通なら呪詛をかける方もリスクがあるので、しっかりと修行した人は受けないそうです。
ではもし、呪詛を受けてしまったらどうしたらいいのでしょうか。

先程、呪詛をかけるのも返すのもちゃんと修行を積んだ人でないとできませんと書きました。
つまり、呪詛返しをしてもらうのもしっかりと修行を積んだ霊能力者に頼むしかないのです。

こうやって書くと、小説や映画のように思えるかもしれませんが、意外と身近に起きているかもしれません。

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