連載コラム

スピリチュアルだけじゃない! 量子力学で研究される死後の世界 “リアル・あなたの知らない死後の世界”

夏本番までもう少し。夏休みに入ったら“あなたの知らない世界”でヒヤッとしたなんて子ども時代をお過ごしの方も少なくないのでは? そこで、リアルに“あなたの知らない死後の世界”を調査。海外には【魂は存在するか】【死後の世界ってあるか】について、科学的に研究している物理学者も存在している様子。もしかすると、「肉体を失っても死ぬことがない方法」なんていうものが見つかるかも。

量子物理学者ロバート・ランザ教授
「死とは私たちの考えている終着点とは違う可能性も」

彼は、「生命中心主義(意識中心主義)の観点からは、私たちが死だと思っているものは、人間の意識が作り出した幻影にすぎないのではないか」と言うのだ。つまり、“死とは認識の問題である”との論を展開したのである。

二重スリット実験で自説を解説
人間の知覚や意識に左右される認識

二重スリット実験とは“粒子と波動の二重性を典型的に示すこと”だ。この有名な二重スリット実験を用いてランザ教授は持論の解説を行った。

【ついたてにしたふたつのスリットの間を、弾丸のように発射した電子が通る。電子自体は人間の目には見えない。しかし、波のような動きをしており、両方のスリットを同時に電子が通過しているのだ。物質とエネルギーが、波と電子両方の特徴を示していたのだが、そのような動きをする電子は、人間の知覚や意識によって変わることを示している。】

その上で、「私たちが認識している空間と時間は、単なる心の手段。生きることは見えているよりも多元的」であると唱えた。

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ランザ教授の伝えたかったことは
成立する世界・目に見える世界が全てではないってこと!?

彼は人間の意識が作り出す宇宙は絶対ではないとしている。空間と時間は人間が考えるような連続したひとつのものとして存在していない可能性もあると考えているのだ。もしそうであれば、「死は現実的な感覚では存在しえない」「空間と時間が精神構造物であることが受け入れられれば、死や不死の考え方は空間や線上などの境界なく無限に存在することになる」とまで、ランザ教授は言っている。

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聖痕現象や錯視

イエス・キリストが磔刑のときに受けた傷跡、聖痕が自分の身体に現れるという現象が昔から報告されている。もちろん、近付くために自傷行為をしてしまったという例もあるが、捏造ではない場合も多い。この現象は、掌(てのひら)にできることも多いのが特長だ。しかし、解剖の結果イエス・キリストは掌(てのひら)に釘を打ったとは考えにくいらしいことが現在では判明している。つまり、聖痕の位置は実際と違うのだ。それゆえ、多くの宗教画が掌(てのひら)に釘を打っていることが関係しているのではないかという説がある。これらの現象は実際がどうであったかはこの際関係なく、人間の思い込み(自己暗示)によって、人体にまで影響をもたらされた可能性が高いのだ。また、錯視なども実際と異なる映像を脳が修正して見せている。錯視などは「目に見えているから正しい」とは言えない事例の代表だろう。

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私たちは思い込みによって
“死”を迎えているのでは!?

もちろん、肉体的な死は確実にある。でも、それを私たちは意識しているからこそ、精神的な死を自然と招いているのではないだろうか。ランズ教授の考えに沿って、肉体的な“死”は精神と関係ないと強く自己暗示をかけることができたなら、また心から信じることができたなら、私たちは無限に存在することも可能なのかもしれない。

主な参考サイト

カラパイア

文/来栖田まり

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