タイトルそのままですが
ここだけの話、
占い師は マーケティング×継続力 で、現在は圧倒的に勝ちやすい状況です。
あくまで占いを事業としてではなく、占い師として活動するという意味ですよ。
逆に言えば
マーケティングをしてる占い師はほぼいないし
執着とか粘着はあるのに継続力がないということ。
前回、SEO記事が案外好評だったので、それに関連する記事を今回書いていきますよ。
前回までに、アメブロ展開ではユーザー獲得では?という話を幾度か書いてきましたが、IT業界に身を置く人なら誰しもがそう思う現状ではないかと思います。アメブロ自体の広告事業に陰りが見え、ゲームに走っているが莫大な広告費がかかり、意外なとこで占いが収益の柱になったけど会長は嫌い、アメーバTVはまだまだ。こういった認識がIT広告業界では一般的な感じです。
だから、アメブロ良くないよではなく、ターゲットが占い師ならアメブロは利用できるけど、一般ユーザーを相手にするなら違うということ。
一般ユーザー相手には、グーグルなどの検索にかかるSEO対策などをしっかりしたうえで展開していく必要があるんですが、ウラナッテやウラナーウの占い師さんは待ち時間にそれをやっていけばいいんじゃない、というのが私の意見です。
ここまでは前回の総括みたいになりましたが、さっそくマーケティングについてです。
私が占いビジネスに入ったキッカケは、もちろん占いを知っていたというのはありますが、
占い系の会社は超優秀なスタッフはいないと思ったからです。
スーパーエンジニアで占い会社勤務なんてのがいない。チンピラみたいなのが多い印象があるし、大手といっても中小と変わらんレベルか、天下りみたいな奴しかいないだろと思ったからです。
これなら勝てる!そう確信したことで占い会社に入りました。そこで感じたのはやっぱり勝てるという考えでした。たとえば大企業であっても、占いというのは主力サービスではないため、一線級のスタッフが投下されません。左遷された者、学歴がなく出世できない者、新卒、トラブルメーカーとそんなのしかいませんでした。
また、当時の占い大手と呼ばれるところでは、奴隷のような人間、半分うつの人、完全うつの人と、業務の縦割りと軍隊のような厳しいルールでそんなスタッフの生産工場と化していたのです。
まあ、その時代から10年近くすぎても状況はあまり変わりません。
責任者の愛人が数人部署内にいて、愛人がいじめられると怒り狂って出てくるなんてことを事細かに書くと問題になるので。
それで話を戻すと、そんな状況・環境であるからこそ、会社や組織といってもマーケティングは中途半端で付け入るスキがあるというか、普通にやれば勝てます。
まずはこれみてください。
「東京 占い師」って言葉で検索した際の表示です。
TOPで表示されるのは、広告会社系のまとめ記事がほとんどでしかも比較的新しいサイトばかり。つまり、中身のないものばかりなんですね。
まあ、東京って地域が広すぎだから、もう少し絞ってみましょう。
「下北 占い師」
下北でみると、やはりまとめが多いですが、ちゃんと2件目に占いのお店のページが来ています。情報量が適切なボリュームあれば当然そうなります。このサイトしかも独自ドメインではないし、独自ドメインであればもっと効果的に働くはずですが。
他の地域も一緒です。
試しに池袋なんかでみても。「池袋 占い師」
占い館は当然表示されますが、個人占い師は皆無の状態。
検索キーワードがよくないんじゃない?なんて声もありますが、地域名+サービス名などは定番ですし、占い師と占いを変えてみても大差ないというか、むしろ個人占い師には不利になるので……。
どういうことかというと
「松戸 占い師」の場合
このように松戸=マリーシェル占い館となっている現状ですので、上位2つは仕方ないとして、以下にまとめや個人が並びます。
「松戸 占い」の場合
「松戸 占い」としてしまうと、さらにマリーシェル系記事がガンガン上位に入ってきてしまいます。1,2,3位のトップ3と6位以下にも並ぶ状況に。
だから、あえて”占い師”としてを例で挙げました。
こんなふうにあまり個人占い師がSEO対策などを取っているケースは少なく、SEO対策でお金をかけるのではなく、ただ適切なワードを入れた長めの文章を用意しておけば良いのです。アメブロ書くのとそんなに変わらないのにと思ってしまう点がココ。アメブロではSEOスコアが低くなりますが、これまでに勧めたワードプレスなどでは、同じ内容でもSEOスコアが高くなるため、上位に行きやすいです。
私がタイトルで”マーケティング”という言葉を使いましたが、難しいことではなく、グーグルで実際に検索してみてどんなところが挙がっているのか、言葉による違いを調査する、といった誰でもできることから始めればよいのです。
スピ系の人は「神が降りてきた~。この言葉だ!」なんて人がいるかもしれませんね。本当に言葉が降りていて、活かせてる人なら、今の自分の状況や環境はどうなの?と私は問いたい。
さて、もうひとつのワード ”継続力”
継続することが苦手な占い師はたくさんいると思います。継続力がないから占い師やってるといった方もいるでしょう。
でも、これ大事です。
HPやブログなども毎日は難しくても、コンスタントに上げていくことで、徐々に効果を発揮します。積み上げが何より大事であり、それは本来占いの勉強と通じるところがあると思いますよ。
ココナラやメルカリなどでにわか占い師がわんさかいる状態ですが、ちょっとかじったくらいで、他の占い師より自分の方ができるとか、増しだとかいう勘違い野郎が湧くんですね。
その方々は根本的な部分が分かってないんですが、占いの結果だけならだれでも出せるんですよ。その方々が出せるくらいだから。
出たものを基にどうすべきか、そこを考えて伝えていくまでが占いなんです。
だから経験のある年配の方の方が有利だし、いろんな体験が活きてくるんです。
今回は販促の話なので、この辺で留めておいて、続き書きます。
継続力ですが、ブログなど簡単に増やせるものは増やしていった方がよいし、固定のページであれば修整や追記を加えていった方がよいです。
先日私が紹介したペライチに関しては、LP(ランディングページ)の役割を果たすから良いかと。wixなどの無料HPもありますが、案外構成を考えたりすると時間かかるし、それが苦手な人結構多いから挫折する人も出てきます。
でも、ペライチは1枚だけ。ブログやHPを持っている人なら、これを特集で利用するっていう手法はアリだと思いますよ。
ウラナッテやウラナーウでは、運営が特集で個人占い師にフォーカスを充ててくれます。そういったことも占い師さん個人にはプラスになるので、それを最大限に生かすには、自分のことは自分で販促していって、時折そうした外部のサポートを受ける。そんな流れがベストなのではないかなと私は考えています。
またネット系サービスではユーザーがその占い師を知らない状態で鑑定に来るので、鑑定後に凹むような事になったりしますが、そもそもそうしたユーザーが入らないようにするには、ここまでに書いたように自分をブランディングしていき、自分のことを知ったユーザーが鑑定に訪れる流れを作ることで、凹むことになるようなユーザー自体がいなくなります。
つまり、鑑定依頼を出してくる人は、初めからあなたのことをある程度知っているという状態に持っていくということ。これは難しいようでいて、案外難しいことではないという報告もチラホラ入ってきています。