先日弊社スタッフがウラナーウの占い師さんと電話で話していた際に、鑑定に関する話題が挙がったそうです。
スタッフから、400Pしかないお客様にあれだけ鑑定するのはスゴイですねという話。
メッセージは有料・無料を占い師側が選べるので、占い師側の判断でそこをコントロールできる。
基本的には鑑定結果は有料であるべき。
これは全占い師に周知していることで、上記のような話が出ること自体、矛盾が生じることなのだが、場合によっては違う対応を取ることがあるということ。
お客様の中には、自分ではどうにもならない状況にいて、救いを求めてなけなしのお金を持って、これで相談できませんかとくるケースは店舗でもあるし、アプリではプレゼントポイント分で相談できることがあるので、それだけで鑑定に来る人もいる。
本当に困っていて、何をしたらよいかわからない、そんな状況から抜け出したいという人は、その人を助け出すきっかけを与える占い師に出会うことがある。おそらくそこには視えない力が働いているのかもしれませんが。
今回の電話の相手は、その助け出すきっかけを与えてくれる数少ない占い師のひとり。
その占い師は言う。
400円しかない人も、10000円持ってくる人も、同じお客さまじゃないですか?
対面なら後払いだからいいけど、WEBサービスでは持っている分になるから、400円の範囲内でどうすれば悩みを解決できるか?それを毎回試行錯誤しながらやっているんですよ。占い師はみんなそうなんじゃないですか?
そんな話があったとのこと。
これは大事な話だなと思って今回記事にすることにしましたが、お金のためにだけの占い師か、そうでないかの違いがここに出ているんです。本来、サービスを運営する企業では、このやり方ではダメ、全部有料にしろという話をすることになるでしょう。そういう考え方があるのも仕方のないことです。
でも、ウラナーウというサービスは違います。
悩みを解決するのがこのサービスが求める占いのゴールであり、誰もが安心していつでも利用できる占いサービスを構築するを会社の方針として掲げている以上は、相談に来た人の悩みを解決できるように全力で取り組む、これが一番大事なことで、次にお金であるべき、あくまでお金はその対価だと思うんです。
対価なら当然適正な金額を支払う必要があるという話になりますし、本来はそうでしょうが、このウラナーウは人と人の結びつきが生まれるサービスで、AIやシステムと接してるわけではないんです。目の前に困っている人がいれば、手を差し伸べる。そこで手を差し伸べたから、金銭を要求するってことがないのと少し近い感覚かもしれません。お金がないから追い返すなんてことは、今回の占い師にはできないことで、その人のポリシーや信念に反することなんだと思います。そして、弊社もその考えと同じような考え方で、目の前に困っている人がいるのに、そのまま放置ってことはできません。
だから、弊社はその占い師の行動を支持するし、ルールに逸脱するとは考えません。
少し前にレビューを上げるために無料で鑑定する人がいましたが、それはハッキリ間違いだと伝えました。
悩みを解決するためでなく、あくまで自己の利益のためで、邪な理由だからです。
昔、ひとつ屋根の下というドラマで、主人公(江口洋介)が「そこに愛があるのか?」というセリフを言ってましたが、今回の電話をした占い師がいいたいことも、この「そこに愛があるのか?」ということが含まれているんじゃないかと思うんです。
無料で返信が増えてくると、それが当たり前という空気になり、他のルールに沿って対応する占い師にとっては迷惑以外の何物でもありません。
今回の電話をした占い師の方は、全員に無料という対応をするわけではなく、もちろん相手によるということ。つまり、レビューどうこうは頭にはない。
そして、お客さま側もこの占い師の方には、無料での対応を求めているのではなく、悩みを解決した際にはその対価を支払おうと考えているんです。
なぜなら、悩みがないのに、雑談をしに来てポイントを消費する、こんな不思議な状況が実際には起こっているのです。
つまり、一時的にはお金にはならない行動に見えても、占い師側の心や気持ちはお客さま側にきちんと伝わり、そのお客さまがお金を払える状況になれば、恩を返そうと戻ってきてくれて鑑定依頼をしてくれるのです。
それらから言えるのは、この占い師の行動が、お客様の意識を変え、行動までもいい方向に変化させているのではないかということです。
この占い師のような方がどんどん増えれば、幸せの連鎖が広がっていき、素敵なサービスになるだけでなく、世の中がちょっとよくなるのかもしれないなと思います。
今、ウラナーウには今回記事にしたような占い師が増えてきています。その変化は、今はあまり感じ取れないかもしれませんが、これから半年くらいたつと、みなさんにも伝わってくるでしょう。
Source: マリーシェルと愉快な仲間たち