弊社マリーシェルでは最近の会議でよく挙がる議題は、登録した占い師がすぐに稼働につながらないというテーマでした。
アカウント発行でその後動かない……。
こんな状況です。最初から宣伝目的って人がいますけど、それはこちらも審査の段階で
「あー、この人やる気ないですよ。あくまで販促ですね」
といった忠告が入るので、そういった方はいいんですが、それ以外が問題です。
やる気あるのに動かない人。
そこには何があるのか?その理由はこちらも分かってはいるんです。いくつか理由はあるんですが、細かく分けるときりがないので、大きくまとめると、
”はじめの一歩の問題”
マガジンのボクシング漫画の話ではなく、リアルな話です。
実際に本番で鑑定となると不安が出てくるんですね。
・チャットでどんな感じの依頼くるんだろう
・レビューで悪いことかかれたらどうしよう
・自分はこうしたいのにうまくいかなかったらどうしよう
こういった問題は今に始まったことではなく、以前から実はあるんですね。
でも、解消するのには結構難しい問題で、私や弊社、運営がどうこう言ったから改善される問題じゃない。
なぜなら、占い師ではない=同じ仲間ではないと壁を作られるから。
逆に同じ占い師からの意見であればすんなり耳に入り、改善につながります。
これはマリーシェル占い館で実際に起こっている事例で、マリーシェル占い館ではパソコンの得意な占い師やスマホが詳しい占い師が多いわけではなく、むしろ少ないですね。
だから、ウラナッテやウラナーウにエントリーしても、最初は上記のような問題にハマるんですね。やり方伝えても、なかなか勇気が持てない……。
だけども、他の占い師さんが同じサービスをやっているとつられて自然とやりだすんですね。
「そんなこと気にする必要ないよ!」そんな声を既存占い師がかけてくれて、新規登録の占い師は安心して取り組めるようになるんです。
私はそんな姿を遠目で見てるだけで、口出しはあまりしませんが、こうした環境が自然とできたのにこの場がまもなくなくなってしまうのは残念でなりません……。
で、最近の朝のミーティングで話が挙がっていたんですが、スペインの美食クラブの番組を観てた女子スタッフがこんなふうに占いでもできればいいのにねと。
う~ん、たしかにそうだけどね。
このままって感じは無理だけど、マリーシェル占い館の今の機能を継承させて、新しい要素を取り入れた新しいモデルならいけるんじゃないかと。
新しい占い師さんがはじめの一歩を踏み出せるためのお手伝いにつながるものをやっていこうという話になり、現在詳細を詰めています。
あっ、コレ マリーシェルの新店舗とは別企画です。
あくまで私のイメージですが
”旅する占い処”
って感じです。
誰もやったことのない企画や事業に取り組むってマリーシェルならではというか、そういうことがうちには合ってると思ってます。
”形のないものが運を作る”と、私の師から言われたことがありますが、まさにゼロからイチをやっていくのが弊社の役割だと信じて進めていきたいと思います。