皆さんは“座敷わらし”と聞いて、どのように思いますか?
福をもたらす妖怪で会うと幸せになるというものでしょうか。
TVでタレントさんが座敷わらしに会うために、座敷わらしの噂がある場所に行って泊まると、本人は気づかないけど色々な不思議なことが起こって…という番組です。管理人も好きでその番組をよく見ています。
管理人勝手調べで「座敷わらしがいたら、会いたいですか?会いたくないですか?」と多くの人に聞くと大体5人に4人は会いたいと答えます。残りの一人は絶対に会いたくないのだそうです。
それはなぜか?座敷わらしの表だけで裏を知らないからだそうです。
座敷わらしの裏を知ってしまうと、会うのが非常に怖くなるのかもしれません。
座敷わらしの始まりを探ると本当の裏の姿がわかってきます。
本当に座敷わらしに会うと幸せになるのか?それとも会った人は、もともと幸せになるべくしてなる人だったのか?
座敷わらしという話はどのようにできたのかという点から確認をしていきましょう。
座敷わらしのかわいそうな話
座敷わらしのもととなる話というのは、どれもかわいそうな物が多いです。
昔の日本で近代化もされていない時代で、特に田舎の農村が貧しく、あまり食べることができなくなった場合に子供を奉公に出したり、殺してしまったりすることを 「口減らし」と言うそうです。そして消えた子供の代わりに「こけし」が並んでいくのだそうです。
子供を奉公に出す話で有名なのはNHK連続ドラマ小説でもある「おしん」でしょう。
ただ、どの家も自分の生活にいっぱいいっぱいなので、すべての子供を奉公に出すのは無理な話です。
昔の日本では子供だけでなく動けなくなった老人も口減らしの対象になったのです。
それは「姥捨て山」という昔話になっています。
口減らしとして殺されてしまった子供は周りにわからないように、土間や床下などに埋められたそうです。そうして幽霊として現れた姿が座敷わらしだという説もあります。
もしそれが本当なら恨みつらみで現れた幽霊が、出会った人を幸せにするなんてことはないと思いますよね。
座敷わらしは奴隷だった?
もう一つの座敷わらしのもとになっているのでは?という話は、その昔に豪商など権力者の大きな家にいたと言われる子供の奴隷が後の座敷わらしなのではないかと言われています。
大きな戦のあとには戦災孤児となった子供がたくさん出てしまいます。
その子供たちを奴隷同然で働かせていたものの、非常に世間体が悪かったため、その子供たちを座敷わらしというふうにしたのではないかということです。
つまり働かせる子供が増えるほど、その家は栄えているということになるのです。
その他にもいくつか座敷わらしのもとになった話があります。
例えば満足できない仕事をさせられた大工の呪いや、またはじめからモデルとなった妖怪や未確認生物などがいたと言われています。
そうなると座敷わらしの成り立ちがすでに幸せをもたらす妖怪とはかけ離れています。
座敷わらしに会って幸せになるのは?
実際に座敷わらしにあったことのある人でも、とても恐怖を感じた人も多くいるようです。
その人の出会った座敷わらしはとても邪悪な顔をしていたそうです。
まぁ、それは人間でも心がやさしい強面の人もいますので、一概には座敷わらしでも同じではないかと思います。
幸せにしてくれると言っても、やはり座敷わらしは妖怪なので、会いに行くのは自己責任ですよね。
必死に座敷わらしに会いに行って、会えたのが邪悪な座敷わらしでは、本当に泣くに泣けないですもんね。
また、座敷わらしは人にではなく家に取り付いている妖怪ですので、会えると幸せになるというのもどうかと思います。出来ることなら自分の家に座敷わらしが来てくれるようにした方が幸せになれるのでは?と思います。
調べると貧乏神に嫌われて、座敷わらしが住みやすい家にする方法などがネットや本で発売されているようです。
座敷わらしに会えなくても幸せになる方法がある
座敷わらしの受け取り方は、人それぞれなのかもしれませんね。
同じように占いも人それぞれだといえますよ。
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座敷わらしに会いに行くよりも、金運について占ってもらったほうが、早くて確実に幸せになれるかもしれませんよ。