座敷童って知っていますか?
日本古来からいると言われている妖怪の中でも、特に知名度で言えば必ず上位に上がるのではないでしょうか。
では何故、知名度が高いのか、それは妖怪ではありますが座敷童子は人に幸せをもたらす妖怪ということではないでしょうか。
昔から座敷童子の話は数多くあります。
例えば座敷わらしは子どもたちが遊んでいる中にいつの間にか現れて、子供達と一緒に遊んでいます。
そして子どもたちには見えるが大人には見えなくて、
あとで子供の数を数えると遊んでた人数から一人足りないのですが、子供たちに聞いても誰だったのか誰も知らないと言うものです。
また、大金持ちの一番奥の座敷にいて、普段は姿形が見えないが、座敷童子が見えるときがあるそうです。
座敷童子が見えるとその座敷が火事になると言われているそうです。
座敷童子の話は主に東北地方が多いようです。
また座敷わらしの共通のイメージは5歳位から12歳位の子供だということ。
男の子か女の子かは両方の話がありますが、座敷童子のイメージはだいたい江戸後期か明治初期の子供のイメージが多いようです。
座敷わらしに会える温泉宿として有名な宿が幾つかありますが、岩手県の「緑風荘」が一番有名で色々な有名人が泊まったとされています。
火事によって旅館は焼失しましたが、現在は再建されています。
なぜ人は座敷童子に会いたいのか
それは座敷童子に会うと幸せになると言われてるからなのではないでしょうか。
しかし、実際に座敷童子に会ったとか、それで幸せになったとかの話は噂でしか聞いたことがありません。
不確かなものだからなおさら人は会ってみたいと思い、幸せになれると信じているのではないでしょうか。
だからこそ会いたいのでしょう。
宝くじは買わないと当たりません。しかし、そう簡単に当たりません。しかし、買い続けるのに人はロマンを感じています。
座敷童子も会えれば幸せになる妖怪なので、そこに多くの人がロマンを感じているのかもしれません。