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チーン…。沈む占い師の姿には違いがある。

コロナ禍で占い店の客がぱったり止まった店が増えたようだ。

連日お客様が来ない日もあるという。

なんだか電話占いツイートが流れる回数が多いと思うのはこのためだったようだ。

チーン・・・。

こうした沈む占い師がいる一方で・・・。

マリーシェルでも、コロナ禍は苦戦したものの、吉祥寺はここ1か月の状況をみると平日でも占い師1人あたり10名近いお客様を観る日が増えている。

昨日の秋葉原店では待ちの席まですべて埋まる時間帯があり、20名近いお客様の利用が見られた。

そんな状況の中、マリーシェルでも

チーン・・・。とした占い師の姿が見られる。

同じ、チーン・・・。でも、中身が違うのだが。

こちらのチーンは、占い師自身の反省する姿だ。

もっと良い伝え方はなかったか。
うまく説明できていれば・・・。

鑑定直後にこうした占い師の苦悩する姿を見かけることが多い。

こうした姿を見ると、もっと自分も頑張ろうと思う。

みんな今の自分を超えようとしている。
自分自身のダメな部分を改善しようとする気持ちがある。

こうした占い師は確実に力をつけているのは確かで、こうした姿を見せる占い師ほど、リピーターが増えている。

コロナ禍にOPENしたマリーシェル占い館が、今も生き残っているのは、こうした占い師の努力のおかげだと思う。

ひとりの占い師でできることは限られる。

けれども、マリーシェルではこうした占い師が複数でてきており、みんながお客様を大切にしようという気持ち、1件1件の鑑定をしっかりやろうという姿勢が、たぶんお客様に伝わるようになって、お客様が来てくれるようになった。

スタッフが私のことを「あの人の頭の中には未来しかない」と口にしたそうだ。

たしかにそうかもしれない。

私が未来に焦点を充てることができるのは、一緒に活動する占い師が今(現在)を支えてくれるからで、だからこそ私は未来に目を向けられるんだと思う。

私のこれまでの施策が当たってお客様が増えてきたという話をスタッフにしてくれた占い師がいたようだが、それは私だけの力じゃなく、一緒にやっている占い師の力があったからこそだ。

前者のチーン・・・な占い師しかいなかったら、私は前を向くことができず、ただただ足元しか見ることができなかっただろう。

なぜ?前者のチーン・・・な占い師が増えるのか?

私が思うに、お客様のつかない占い師から占いを習って、かなりの勘違い野郎だからだと思う。

先日、占い師の面談をしたらつくづくそう思った。

面談者は、いくつかの占術を習っていた。
占い系協会の占い師と地域の占い師のもとで習ったようだ。

他の占い店舗で、3か月活動しているという。

そこで私はリピーターはどれくらいいますか?と聞いてみた。

私はサンプル鑑定を受けた結果では、いるわけないよなと思っていたのだが、やはり一人もいなかった。

占いの知識は、そこそこ持っていた。
それを口にして、専門家のような口ぶりにも聞こえた。

けれども、それじゃ”占い師ごっこ”しかできないんだ。

お客様目線に欠けた、自己満足のおままごとじゃ、悩みを解決はできない。


占い師ごっこで見られる、おままごと鑑定

あなたには海王星が巡ってきていて。
120度の角度で。
トランジットが・・・。コンジャクションが・・・。

おままごと鑑定にはこうした言葉が並ぶ。

仕事や恋愛の相談で、海王星とか金星とかどうでもいいんだよ。
悩みの相談に来ているのに、角度の話なんか聞いてないんだな。
トランジットじゃなく、”サティスファクション”なんだよ。

占い師ごっこに付き合うたびに、頭の中をこうした考えがループする。

自分の中で偉大なる占い師像があって、それを演じようとするから、横文字や難しい言葉を使おうと思うんだろう。

でも、そんな自己満は趣味でやってくれ。

プロでお金をいただいて、占いを受ける以上は、お客様の問題解決に焦点を充てないと。

おままごと鑑定をする占い師ごっこの先には、前者のチーン・・・という未来が待っている。

こうした前者のチーン・・・な占い師から、せっかく応募いただいたのはありがたいが、

私は、後者のチーン・・・な占い師が好きだ。

そして、そんな占い師でなければ、お客様の悩みを解決できないし、私も未来を見つめられない。

引用:マリーシェル|チャット占いUranow(ウラナーウ)と秋葉原・吉祥寺の占い館