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幸せな人は幸せな道を知り、幸せじゃない人はその道を知らない。だから、占いに来るんだけども。

「ストンと腑に落ちた。」

お客様との立ち話でそう言われることがあった。

幾人かの占いを受け、みんなNGだと言われたけども、自分の気持ちでは諦めがつかない・・・。

こうしたことはよくあることだと思う。

私はそれらの占い師がみんな成功者であり、そして幸せな人であることを知っているから、こんな話をした。

幸せな道と不幸な道ってのが世の中にはある。不幸な道は苦労するとかじゃなく、苦労はどちらの道でもあることで、不幸の道は最終的には不幸という状況があるということ。

幸せな人は、幸せな道を自然と進むんだけども、そうじゃない人は、不幸な道を進んでいるのに、それが不幸な道だとは気づかない。だって、幸せを知らないのだから。でも、幸せになりたいとは思っている。

そうじゃない人が幸せな占い師のもとに来て、そこの結果がみんなダメだというのは、その道が幸せな道じゃないからで、ある意味では不幸な道を進むのにストップをかけてくれているようなもの。3人に鑑定を受けたなら、3回ストップをかけられてて、それでも進む理由を僕は逆に知りたい。

進む理由はなんだ?

気持ちがある。大好きなんだ。とある人はいうだろう。

じゃあ、どこがいいのか?何がよかったのか?昔のある一瞬の思い出が美化されていたりしないか?
辛いこともあったのに、そこを見ずに。

幸せな道を進んだ先にはもっといい体験や出会いがあるんじゃないか?

幸せな人たちが、みんなこっちの方がいいよ。幸せな人は幸せな世界を知っているから、幸せな道を見えている。
けども、そうじゃない人は幸せな道を知らないから、自分はこれが幸せの近道だとか思って、不幸の道に進んでしまう。

仮に、占ってもらったのが、幸せじゃない占い師だったのなら、どっちも可能性があるかもしれないなとは思う。
けども、みんな幸せな占い師だから、一択なんだ。

現実主義者で、ハンターのようなタイプは、自分が狙ったものは何が何でも得たいと思うのは当然だ。
けども、その狙いが病気を持ってる動物だったら、たとえ取れても、食べたら自分のおなかが崩れるかもしれない。
下痢ピーだ。

腕の良いハンターで、毎回獲物を取ってるような人なら、そんな病気を持つ動物を見て、ありゃダメだと思うだろう。
けども、調子を崩したハンターやおなかが空きすぎてるハンターは、そんな冷静な判断ができない。

まー、世の中には好き好んで不幸な道に進む人もいる。そういう状態になって、頑張ってる自分が好きだという人もたまにいる。

進む道を選ぶのは、占い師じゃなく、あくまで自分だし。
自分がどうなりたいか。幸せになりたいなら、幸せの道を進まなきゃ無理で、不幸な道を歩いてたら、それは不幸しかつかまない。頑張ってる自分がえらいとか思うのかもしれないけども。

自分が進んでるのが、不幸な道だと気づけない人は多いけども、一度立ち止まって、先のことを考えると不幸になるじゃんってわかるケースは結構あると思うよ。変な期待とか、見えてても見ないようにしてることを取っ払って、ちゃんと向き合うと気づくはずだ。

占い師側としては、こうした相談で結果悪いですということになるんだけども、そこだけで終わる人が多い。
でも、それじゃダメなんだ。

結果悪いですってのは、たとえば体調が悪く病院に行って検査したら、
「ガンですね。3か月しか持てばいいほうかと」
とだけ言って、家に帰すようなもの。

こんなの言われたら、ショックで頭真っ白だし、途方に暮れてしまうだろう。

本来なら、結果は伝えて、その後どうしていくかとお客様と詰めないと。
最後まで戦いましょうなのか、それ以外なのか。
そして、病気の場合は治療方針とかをすりあわせしていく。

占いも同じで、お客様が選択したものをどう占い師がサポートするかが大切だと思う。
そうしたところを一切考えられない占い師もいるけども、それは趣味の範疇でやるべきで、そこでお金を取るようなことなら、迷惑極まりないと思う。

だって、不安にさせてるだけだしね。悪化するよ。
また、不安にさせるからといって、お客様の都合のよい解釈に合わせるのもおかしいと思う。
良くないものを良いとは本来はいうべきではないし、そんなことやったら詐欺だ。

だから、マリーシェルでは、相手に合わせて結果を変える占い師はみんなサヨナラしている。
いいことも、悪いこともきちんと伝える。それがマリーシェルのひとつの基準だ。

最後に毒を吐くことになるけども、
幸せじゃない人がお金目当てで占い師になるケースって多いけども、
幸せじゃない人の占いって、幸せな道を知らないから、そこに連れていくようなガイドができるわけがないんだ。

別に失敗した人がダメだといってるわけではなく、失敗は誰にでもあるし、そこから学ぶことで成功を手にし、幸せになる。
でも、ずっと失敗してる人って、その状態で他人に何を伝えることができるのか?私はよくわからない。

結婚⇒浮気⇒離婚⇒再婚⇒浮気⇒離婚⇒再婚⇒浮気⇒…
ってなってる大御所気取りの占い師とかもこの世界にはいる。

こういう状態を俯瞰してみると、倫理観の欠片もない人だし、普通はそんなところに幸せな結婚のための恋愛相談に行こうとは思わないと思う。浮気や不倫の相談にはいいかもしれないけども。

どう見たって、幸せを知らない人だろうと私は思うんだよね。

だって、何度も繰り返すってことは、俗にいう”運命の人”を自分は知らないわけだから。

同じ占いを扱う人間にも、幸せな人と幸せじゃない人がいるんだけども、東洋思想の陰陽論やタロットにも正逆があるし、天使と悪魔って対立する構図があるように、どこにでも両極があるんだと思う。

まー、悪魔のような人々には、うちの考え方は真逆だから合わないと思うし、悪魔のために悪魔の占いがあるんだと思う。

単純にお金を儲けるだけなら、悪魔のやり方の方が楽だろう。でも、僕はそれは絶対に嫌だね。仮に一時的なお金を得たにせよ、幸せな道を知らない人は、永遠にさまようか、不幸な道を突き進むしかなく、永遠に幸せな道を歩むことはできないからね。

引用:マリーシェル|チャット占いUranow(ウラナーウ)と秋葉原・吉祥寺の占い館