前回までの記事がかなり数字を集めていたようで、編集スタッフからは数字に関連する記事がないかという話をずっといただいておりました。
そんなに都合よく記事を用意できるわけがないので、数か月間空いてしまいましたが、最近今年の数字にまつわるデータが出てきましたので、今回はその話を書かせていただきます。
今年、ある数字がざわついているように感じるのですが、お気づきでしょうか?
スポーツ界の話題を思い返してみてください。
今年、スポーツ界ではどんなことが話題に挙がったでしょうか。
良い話題もあれば、悪い話題、時には悲しい話題もあったと思います。
野球、テニス、サッカー……
さあ、そろそろ良いですか?
では、今年私が注目した数字ですが、
キッカケは
51
そして
91
という数字です。
まず、“51“
これはみなさん、なんとなくピンときたのではないですか?
そう野球ネタですね。
メジャーリーガーのイチロー選手の背番号です。選手登録を抹消というインパクトのあるニュースが今年入ってきましたね。イチロー選手は、日米通じて通算4,000本以上の安打を放ち、数々の偉業を成し遂げてきた、まさに生きる伝説といえる選手です。
そして、もうひとつの数が“91“
これはあのアメフトのタックル事件の選手の背番号です。
(一応学生さんですから、そこは配慮して名前は伏せますが、日大のアメフト選手で事件当時の背番号がこの数字)
いずれにも下一桁には“1”という数字がついています。
これまでの記事を読み返してもらうと分かりますが、本来、“1”という数字は“始まり”を示します。
けれども、どうでしょう?
この2つの件は、いずれも始まりといえるでしょうか?
イチロー選手の件は、選手登録の抹消ということで、選手引退というイメージが強く、“終わり”の意味合いが強いように感じるかもしれません。けれども別の見方をすれば、今年から“会長付き特別補佐”という新たなポジションに移行し、コーチや首脳陣の道が始まったとも捉えられます。そういう意味では、“始まり”というニュアンスも感じられますよね。
そして、“91“アメフトのタックル事件では、どうでしょう?
事件を起こした選手は、選手生命の終焉を迎えた、そう捉える方もいらっしゃいます。たしかに学生であっても成人している者がこういうことを起こして、何も悪くはないとはいえませんよね。けれど社会的制裁を十分受けているのではないかというふうにも思えますが。
まあ、今はこの選手どうこうよりも、今回の問題を起こした大学側が注目されています。指示を出した監督やコーチ、大学側の理事など、毎日その闇が暴かれていっているように感じます。なぜ理事長は出てこない、そんな声も挙がってきてますね。
これらの流れをみると、これまでの不正にメスが入る、そんなイメージが強まっていないですか?
要するに、この事件がアメフト部や大学の闇を暴くキッカケになった。つまり、“始まり”を迎えたとも捉えられるのです。
他のニュースは何かなかったか、そういえばハリルホジッチの解任劇はどうだったんだろう?と思って調べてみると、本田圭佑の年齢が“31“。
本田圭佑の影響で、ハリルJが解体につながったんだ、ということが分かります。
ここでもハリルJは“終わり”を迎えるのですが、西野Jとしては“始まり”。
昨年、ある占い師が今年(2017年)は全員に“ジャッジメントタイム”が巡ってくるという発言をしていました。
そこで出された判決がいつ下るのか、すぐに出る人もいれば時間のかかる人もいるという話が出ていましたが、今年、一気に判決が下されているような状況なのではないか、と感じています。
今回はスポーツ界にフォーカスを充てて見てみましたが、実際はスポーツ界だけではないのではないかと思います。
これから起こるジャッジメントタイムの結果が、すべて悪いことと言っているのではありません。
イチロー選手の件は、悪い結果とはいえませんからね。
日大の問題は、たしかに当人には大きなダメージなのかもしれませんが、そこでこれまでの悪い流れや体制が断ち切れて、生まれ変われれば、結果的には“浄化”されたと捉えられます。
今年は“1”がざわついている状況ですが、単純に“始まり”という意味合いだけでなく
“終わり”と“始まり”の2つの意味が現れているという感じですね。
そういう意味では、タロットカードの“死神”のようなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。ちなみにカードNo.は“13”
(タロットカードで、下一桁“1”は、11の“正義” 21の“世界” )
2018年6月8日寄稿
ライター:スカイベリー