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いのちのバトンを自らの手で置いてしまう前に。

吉祥寺からの帰りに新宿駅で乗り換えのためホームを移動していると、いのちの電話のポスターを目にしました。

夏休みが終わるこの時期には、毎年のように学校でのいじめを苦に自殺をはかる学生が出くるので、その防止のための貼り紙だなと思いました。

この時期は占いにも、そうした相談が入ることもあります。季節の変わり目には、つらい時期だったりもしますし、学生に限らず、消えてしまいたいと思う方が増えるのでしょう。

実際にはそれほど大きな問題でもないのに心を患う方にはそう思えず、もうどうしようもない、とかなり深刻に捉えている場合も多いのです。

だから、そういう方からのご相談には慎重に対処しなければならないし、追い込むようなことを伝えてはならないので、自分ではそういう鑑定を受けられそうにもないという方は、それに対応できる占い師にバトンタッチするべきではないかと思います。

追い詰められた方にとっては、本来自分で握っていなくてはいけない命のバトンを、相談相手に渡してしまうことがあります。

命のバトンを受け取った側が、それが命のバトンだという重みを感じないまま対応していると、そのバトンを返せないままになってしまうことに繋がります。

ネット偏重の時代になって、命のバトンの重みを知らない占い師が安易に相談を受けるケースが増えているのではないかと感じます。

占い師のプロフには、5000件、10000件相談しました的な文言が並びますが、本来数よりもその鑑定の中身が大事なのに、それがうまく伝わってはいないように感じます。命のバトンを誰かに預けるような場合には、見かけに騙されないで本当に自分に必要な人に巡り合えることを願っています。鑑定を受けて結果が出るのは、数か月や1年先、場合によっては3年先に出ることもあります。本来の評価はその時点で、そこでの評価が正しい鑑定の評価になるのですが、仕組み上鑑定後すぐの評価しか表示されることがありません。占い師経験が3年や5年の占い師の方では、実際に正しい評価が出る前の状態で、現状での評価が正しいものとはいえない場合もあると感じます。こうしたことから5年、10年先まで残るサービスにしていくことが大事であると思いますし、そこまで残ってはじめて本来のサービスの価値が分かるのではないかと思います。

経験がない人がダメというつもりは毛頭なく、経験がなくても素晴らしい占い師はたくさんいるでしょう。けれど、素晴らしい占い師以上に、問題のある占い師がごまんといる、それが実情のように感じます。基本的に素晴らしい占い師は、経験があってもなくても、共通して「謙虚さ」があるというのが私の実感です。30年、40年と占いをやっていても、もっと良い占いを提供しようと学習意欲は旺盛ですし、興味のある占いを学ぼうとしたり、研究を欠かさないように感じます。

たとえば40年以上占い業界で活動し、算命学をやっていた占い師を知っていますが、算命学にたどり着いた経緯は、四柱推命も九星気学も一通り学んで、そこから算命学を選び、タロットや西洋占星術に関しても、かなり精通していました。

また、姓名判断の先生では、ずっと名前の研究をしていて、これまでとはまったく異なる姓名判断を20年をかけて作り上げた方もおられます。

そういう方々に話を聞くと、自分の占い以外は受け入れないみたいなところがなく、どの占い師も自分の占いはこうだ!というものはあっても、謙虚さを必ず持ち合わせていました。

これまで占い館やUranow(ウラナ―ウ)でも、自殺したいという相談がたまにありました。

中には話を聞いてあげるだけで、そういう気持ちが薄れるというケースもあったりしますが、そこできちんとした対応ができる占い師は、お客様に寄り添い、相手の話をきちんと聞いてあげる占い師であり、決して自分の考えを押し付けるようなタイプではありません。

マリーシェル占い館もウラナッテ、Uranow(ウラナーウ)も人間性を重視した採用を行っていますが、それは命のバトンを渡された時に、きちんとそれを相談者に返し、前を向いて歩んでいけるようなサービスにしたいという想いがあるからです。

みんなハッピーで生活できるのが理想ですが、現実はそうではなく、辛いことや悲しいことがあって、今ある現実に向き合えないケースが訪れたりもします。そういう時に誰も助けてくれない、自分には味方がいないと思ってしまうこともありますが、たまたま目にしたウラナッテやUranow(ウラナーウ)、マリーシェル占い館との出会いが、そうした人の希望や生きる活力を得るキッカケに繋がってくれればという想いがあります。

ウラナッテやUranow(ウラナーウ)ではお試し利用もできますが、ネット規制の関係で学生さんの利用ができません。その代わり、マリーシェル占い館では学生さん100円占いを展開しています。身近な人には心配かけたくないから相談しにくくても、まったくの赤の他人なら相談しやすいっていうケースもあると思います。

命のバトンを自ら置いてしまう前に、いのちの電話であったり、弊社が扱うマリーシェル占い館、Uranow(ウラナーウ)、ウラナッテなどを利用していただけるようになればと考えています。

Source: マリーシェルと愉快な仲間たち

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