本日はいつもと違う内容についてですが、プロフィールについてです。
普段何気なく使ってる”言葉”の中には、意味を理解したうえで発した方がよいものというのがいくつかあります。この場合はいいけど、ここで使うと誤解されるよねとか。
特にチャット占いなど、文字を利用する占いでは言葉選びは大切です。
電話では言葉が流れて、後に残るものではありませんが、チャットの場合は文字が残るからです。
ですから、弊社では結構シビアな見方をしていて、採用活動をしています。
採用率一桁の理由がそこにもあるんですが、今回は最近よく気になるものを書いときます。
よくあるのがこんな例
「私は某大手企業で鑑定士をやっています」
「大企業の占いサイトでTOPの売上です」
“大手企業”とか”大企業”という言葉ですが、これ一般社会とはズレた解釈を占い師の方は結構しているように感じるのです。
たとえば
弊社だと、一般的には中小企業というより、零細企業です。中小企業の中でも規模がより小さいものが零細企業になりますので。カッコいい言い方すれば、ベンチャー企業と呼ぶのでしょうけど。私は零細は零細だと思うし、それが世間の見方だと考えてますが。
占い系で上場企業をみると、売上40億円くらいがTOPです。
ここは、世間では中小企業という判断で、Wikiなどでは中小企業は従業員300人以下とか資本金3億円以下という説明書かれてますが、大企業とはいいません。でも占いではTOPということで、占い大手ということはあるでしょう。
ではウラナッテの運営会社は、たしか200億円くらいの売上あったと思いますが、私からしたら大企業だと感じたりもます。
占い業界でTOPが40億円しかないのに、200億円あるわけですから。
でも、一般的には中小企業という分類で、ご担当者もそんな認識をされているように感じます。
プロフに書く際には、こういうところで世間との感覚のズレがないかなど、確認することがあります。占い会社では名目だけの審査で誰でも通すところもありますが、きちんとした選考する場合には、規定数が決まっていて、それ以外は基本落とすことが前提になるわけで、こうした部分で落とされることは実際にあるわけです。世間との感覚のズレがあり過ぎると、それは鑑定時の不平・不満につながります。特にチャットやメールなどのテキストで鑑定結果を返すようなタイプの占いでは、そこは生命線にもなるわけですから。
そんなところも観るんだと思われるかもしれませんが、こうしたズレはあくまでひとつのヒントなのです。実際にこうしたズレがある方は、そのズレがひとつではなく応募メールの中に散見します。これはあくまで審査担当以外でも、簡単に見つけられるヒントであり、審査担当はもっと細かな部分も観ています。
また、プロフに嘘を書く人が結構います。
業界的に占い師紹介文などで話を盛る傾向があるので、平気でプロフィールに嘘を書く方がおります。
プロフに虚偽があった時点で、契約書をその後結んでも、元々の情報に嘘があったため、契約が無効になるということを理解していない方がいらっしゃいます。つまり、契約無効になったということは報酬は発生しないということになります。
こういったリスクを考えずに、嘘がプロフィールに並べられることもありますが、弊社ではこうしたプロフィールを発見した際には、すぐに不採用にしています。
弊社としては、無責任な占いを提供するつもりはありません。
特にこのケースで多いのは霊視や霊感系の方です。
霊視や霊感系の方は、自分の凄さを表すために、こんなことしました的な話を盛る傾向がみられます。
でも、この霊視・霊関係の人は、実際には占いとはまったく縁のない方も多いです。
たとえば視える人というのはたしかに存在するでしょうけど、
「それをどう占いに活かすのか?」
こういう質問をすると、
「対話ができます」
と言い出す方もたまにいます。
「では、それやってみてください?」
と話を進めると、やったふうに見せて終わるのです。
だから、普段は非常に温厚な私でも、そういう方が続いた時には
結構ストレートな発言をすることもあり、
「バカですか?うちはそういうインチキはいらないんで」
という形で終わります。
審査を行ってるサービスでは、プロフは盛らない方がよく、何ができて、何が得意なのか、どう進めるのかなど、鑑定に関する話題を書くべきです。そもそも審査系サービスでは、話を盛っても他のサービスよりウケが悪く、実際の内容で判断されます。つまり、プロフと実際の鑑定の内容に乖離が大きいと、手厳しい内容がレビューに並びます。占いサービスで審査をやってる風にみせかけるサービスもありますが、その見極めは紹介文で判別できます。怪しい内容を審査系サービスが認めるわけはないのです。ですから、過度な宣伝文句が並ぶようなサービスは審査を行ってはいないと判断できるのです。チャット占いでも、電話占いでも、こうしたインチキ系は結構います。それを取り締まるのはチャット占いや電話占いを運営する会社側の責任だと私は思います。
ちゃんとしたサービスを希望する方のみ、以下のサービスへ
Source: マリーシェルと愉快な仲間たち