(本記事は後で校正するかもです)
去年も似たような記事を書きましたが、
占いの市場規模についてです。
占いとスピリチュアルを合わせた市場は
売上規模1兆円という記事も挙がっていますが
実のところ、それくらいはあるだろう……、って感じではないかと。
一見占い系は減少傾向があるように感じるかもしれません。
占い系の上場企業のザッパラス、メディア工房ともに決算は 「…」
詳細は実物をご覧いただいて判断すればよろしいかと思いますが、既存の領域では大幅減は明らかです。
なぜダメなのかは占いを好きな人なら明らかで、両社ともこれまでの主軸はYAHOO占いやLINE占いのWEBコンテンツ。
YAHOO占いは、そもそもYAHOOのユーザー減のあおりを食っただけでなく、リアル鑑定サービスが広がり始めた現在では、このWEBコンテンツはもはやおみくじと変わらない感覚になってるという現状でしょう。
この領域は負のスパイラルに陥っていて、サービスの売上減から
コンテンツ会社がコスト削減に。
本来一番コストをかけなければならない、WEBコンテンツ原稿にコストをかけないことで、質の悪化。それにより、おみくじと変わらないような感じに。
ユーザーからしてみれば、原稿の質の低下から新しいコンテンツといっても前のとあまり変わらない、つまらないと感じているような状況に。ここはそれを扱う内部の関係者(プラットフォーム側)がまったく気づかない状態でしょう。コンテンツ会社はうまくプラットフォーム側をいなしてる感じで。
ということで、ズルズルと減少傾向を2016年から辿っているように感じますが、そこの根本的な手立てが打ててません。
ではリアル鑑定サービスではどうか?
PCの電話占いは、統合が進みかなり淘汰されている状況です。
スマホアプリのリアル鑑定はプレイヤーが一気に増えてきていますが、PCの電話占いが淘汰された分を吸収するまでには至りません。
スマホアプリ系はまだ売上が伴うまでには至っていませんが、来年2018年には各サービスとも伸びてくるのではないかと思います。
ここまででは全体的に縮小のように感じますが、実際にはそんなことはなく横ばいではないかと感じています。
では、どこで?売上が伸びているのかというと、個人受けの部分での隠れた伸びがあるように感じます。
アメブロなどでの集客パターンは減少し、LINE@などLINE利用による個人受けで見えないサービスで伸びている現状があります。
しかし、この個人受けの部分でもトラブルが増えてきたことで、安心して利用できる企業系に流れる傾向に移行してくる、これは2018年に起こると思われます。
弊社調査では、個人受けした際に未収金トラブルが10人中8人は出ている状況で、同じトラブルメーカーが複数の占い師のもとで問題を起こしている現状が確認できました。
金額は少ない人で、10,000円くらいから多いケースで300,000円という状況も報告されています。
たいていニュースになるのは、ユーザーが騙されたパターンですので、この占い師が踏み倒されたパターンはあまり表に出ることがありません。しかし、この部分の被害は結構な数あるのではないかと思います。
スマホ系サービスが売り上げを伸ばすためには、この不正ユーザーが利用できない環境を作ること。ここが重要であり、これが徹底されることでトラブルを回避したいと思う占い師は、気t業系サービスに集まり、それにより占い師の質が高まります。
それにより、ユーザー数も増える、そんな流れが生まれてくるはずです。
弊社が関わるサービスでは、運営側に再三忠告をしているように、不正ユーザーは徹底して排除する、客とみなしてはいけないということ。DL数やアクティブ数を気にすると、ここがおろそかになりますが、不正ユーザーは占い師にとっても、運営にとっても、その他のユーザーにとっても悪なのです。
コンテンツ系企業の雄として知られるザッパラス、昨年は思ったことをそのまま書いた結果、ボロクソなことを書きましたが、今年の活動を見るとイベントなどリアル系を始めたのはプラスに動くのではないかと思います。やり方が?な部分はありますが、イベントの経験がない中ではまずまずだったのではと。ただそれを活かす柱が見当たらない状況で、おそらく何か考えているのでしょうが、動画は違うかと。(これは個人的な意見ですが)
もう1社の方は、書くことがありませんというか、書かない方がよいかと思うのはこのままで。
対面鑑定関連の話が抜けていたので、ここで書くと、ここは横ばいです。
2017年は新規の出展も多かったですが、逆にポシャるところも増えていて、2018年は老舗関連が窮地に陥るところがでてくる話が実際にあがってます。
やはり場所次第という状況。
2018年の話をすると
振興勢力の台頭は起こりますが、何かビックリするようなことを始めるという雰囲気ではないかと。ビックリさせることができる企業ってのが、既存ではYAHOOくらいでしょうが、ここは今までのものを捨てる勇気がないとダメだから、そんな勇気はないはず。
弊社でもビックリさせるプランはあるものの、それより既存サービスの拡大が最優先であり、ビックリ企画は間に合って年の後半って状況です。