晴れ男・晴れ女って言葉を聞くと、天気を晴れにする特殊能力を持つように思われているかもしれませんが、”晴れ男・晴れ女”＝”特殊能力”ではありません。
また、本来の意味の晴れ男・晴れ女はおらず、思い込みによるものと考えられます。
晴れ男・晴れ女の本当の姿は、雨の中、外出をして自分の周りだけ雨が降っておらず、周りは振り続けているというのが本来の晴れ男ではないでしょうか。天候を左右する能力と言えるかもしれません。
昔、自称雨女と言う人がお見合いにでかけたら、天気雨が自分のところだけずっと降っていたというのを聞きました。本物か？と唯一思えた人でした。
晴れ男・晴れ女にはお稲荷さんの加護があると言われています。天候を左右する能力を持っていたら、いろいろと大変な気がしますね。ちなみに天気雨のことを昔、「狐の嫁入り」といっていました。天候を左右するのは、お稲荷さんの加護から来ているのではないでしょうか。
晴れ男・晴れ女の絶対条件として言われていることですが、大事な日に必ず晴れるから晴れ男・晴れ女だと言い切るのは少し難しいのではないでしょうか。その日が大事な日の人は自称晴れ男の人よりもたくさんいて、その場にもいるはずです。その中でこの晴れた天気は自分ひとりのおかけだと主張するのは難しいと思います。もしかして自分以外の人が晴れ男・晴れ女の可能性がありますよね。
それよりも晴れる日にたまたま大事な日がぶつかったと考えたほうが正解だと思います。
つまり、とても運がいい人だと言うことです。しかも雨以外は晴れとみなす晴れ男よりもすべて雨になる雨男・雨女のほうがより高確率でものすごく運のいい人ということになります。
管理人も晴れ男ですが、あくまでも自称です。大雨の中、ディズニーランドに行けばディズニーランドは到着と同時に晴れる。台風直撃の中、海水浴に向かい、ビーチにいる間だけ晴れたとかいう経験を持っていますが、別に雨を吹き飛ばしたわけではありません。その他いろいろありますが、よく思い出すと実際には雨が降っていた大事な日もあったな…と思います。ディズニーランドの場合は雨を降らす前線が海から内陸に流れていて、ディズニーランドへ管理人は内陸から海へ向かうためちょうどディズニーランドで前線は内陸に、管理人は晴れている海側に抜けたというだけでしょう。海水浴は台風が上陸とともに遅くなり、ちょうどビーチに台風の目が数時間停滞したためと思われます。その後上陸した台風により、そのビーチに立っていた野外コンサートのステージが倒れる事故が起きました。新聞にも載っていましたね。そうやって冷静に考えると晴れ男エピソードも単なる思い込みだとわかります。
では、なぜ多くの人が自分は晴れ男・晴れ女と思っているのか、また雨男・雨女が存在するのか考えていきましょう。
多くの人が晴れ男・晴れ女と思い込む理由
人はいい思い出だけを優先して覚えている
数回の自分が大事だと思っている日が晴れていると晴れ男だと思いこむ。また雨が降っていても途中で止んだことで晴れ男と思い込む
スケジュールが変更できる場合は雨の日は外す
スケジュールをずらせる場合は雨の日にわざわざでかけたりしない
出かける場所が建物の中が多い
雨が降っても関係ないので晴れていたと思いこんでしまう
自分は他の人とは違うと思いたい
晴れ男・晴れ女で普通の人と違うと思いたい。たいがい晴れ男・晴れ女をアピールしてくる。
特に埼玉県は日本で晴れる日が一番多い
埼玉県に住んでいる場合は殆どの日が晴れているので特別な日も晴れている確率が高い
自称晴れ男・晴れ女はポジティブな人が多い
なんでもポジティブに考えるので、雨が降ってきた場合は自分にとって大事な日でないと思い込んだり、雨が弱くなることも晴れ男の能力と思い込む。
雨男・雨女は晴れ男の全く逆の理由です。
逆に雨男・雨女の人は物事をネガティブに考えがちで、悪い方ばかりを覚えている。
そのため雨のほうが多いなぁと思っている。
しかし、雨の日に大事な日を重ねてしまう、運勢はものすごい確率が低いため、ものすごく運のいい人が多い。絶対的に晴れ男・晴れ女の自信があるという方は、下記の公式一般社団法人 全日本晴れ男・晴れ女協会で検定を行っていますので、受けてみてはいかがでしょうか。
一般社団法人 全日本晴れ男・晴れ女協会
晴れてなくても、雨でも構わないから大事な日は失敗したくない。
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