今週はいろいろと外出続きでして、ブログなどの更新もおぼつかない状況ですが、一昨日はマイルシェアの森田さんの話を伺ってきました。

このマイルシェアというサービスは、

ひと言でいうと、安く航空券をGETできるというサービスです。

時には、激安になります。

日本からアメリカへのファーストクラスやビジネスクラスで、半額ってケースもあり得るってこと。

ファーストクラス250万円が125万円とかにもなる場合があるってことです。

“場合”と書いたのは、為替レートの問題があるので、一概にいくらとは言えないそうです。

さすがにファーストクラスやビジネスクラスで海外を飛び回れそうな占い師は、私の知る限りでは一人くらいで、1月は4か国を飛び回っていたから、このサービスを利用すればチケット代が結構安く手に入って、浮いたお金でマリーシェルにお土産が届きそうだなとも頭に浮かびました。

このサービスは”非常識”を”常識”に変えるサービスで、「マイルって他人に渡せないよね」っていう考えは、あくまで日本人だからそう考えるもので、海外では現金化できるんだから、日本でもやり方考えればできるんじゃね？っていう素敵な発想から生まれたもののようです。

森田さんは複数の会社というか事業をされています。けれど、将来的にAIなどのテクノロジーの進化で、それらの事業が成り立たなくなるかもしれない。そうなった時に生き残れるサービスをというのがきっかけで、このマイルシェアというサービスを想像したそうです。

サービス自体もワクワクするものでしたが、森田さんのプレゼン力が半端ないなと思いました。ちょうど自分で企画書をまとめていたからなのかもしれませんが、０から１０まできちんと筋道だったストーリーで話が進んでいる。だから、ストンとサービスの良さが伝わってくるのだと思いました。

森田さんの十数兆円の世界への挑戦みたいな話を聞いた後に、自分の5000億円とか一兆円の世界での挑戦はちっぽけなものに感じましたが、小さな世界でも突き抜けてシェア30％を押さえれば、相当な規模になるわけで弊社の狙いはそこです。先日も書きましたが、占いのお店の売上は200万円以下ってケースは多いです。本来積み上げモデルのビジネスなので、3年くらいで10％くらいずつ積んでいけば500万円くらいはいけるはずなんですが、そうなっていないのは、そもそもやり方に問題があるわけです。そんな現状で、弊社が1年内に月500万円の売上を達成し、2店舗目、3店舗目も同様に数字を上げる。1店舗はまぐれだと思われても、3回も続くワケはないと人は思うだろうし、1店舗の売上がキープもしくは純増していれば、さらに上を目指せるモデルだと思われるだろう。

この水準になってくると、エステのチェーン展開してるところの平均売上よりは500万円という数字は落ちるかもしれないけれども、利益ではいい勝負になってくると思う。基本的に占いは仕入れがあるわけではないし、リスクが少ない。そう判断されれば、より事業を拡大させるための資金が集まりやすくなる。占いだから…、占いなんて…、という声も変化してくるだろうし、より追い風が吹くと思う。

50店舗で年間30億円、700万円平均に上げられれば同じ50店舗で年間42億円になる。以前も紹介したように占い店舗にせよ、チャット占いにせよ、弊社側サービスの客単価は他社より高い。月500万円達成には、1店舗に1日たった30人のお客様で目標を達成することになる。

一般的な占い店で200万円しか売上ないのに、その2.5倍の売上って無理だろうと思う人もいるだろうが、1日たった30人でクリアできる数字でこの人数が無理ではないことは、占いサービス以外でチェーン展開している人なら考えると思う。

外部からの資金が集まらなかった場合のシュミレーションでは、5年で15店舗、店舗は5年目に２ヵ月ペースで新設して年間で約5.8億円。それに対し、チャット占い他のサービスで、約19億円と店舗数増加することでチャット占いを含め他サービスの売上が急増するだろうと判断しています。

サッカーで、昔オランダがトータルフットボールという戦術を使いましたが、今回の店舗とチャット占い、電話占い、イベントなどを連動させる仕組みはまさにトータルフットボールのようなもので、単体では限界があっても、組み合わせでより大きな成功を掴むモデルだと考えています。

私がマイルシェアの森田さんのように企画書をまとめるのが上手く、プレゼンが得意なら計画をグンと短くして動かせそうですが、そうではないので、着実に一つずつ進めていきます。

Source: マリーシェルと愉快な仲間たち