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誰も口にしない 占い業界の実情2018年版 電話占いがやっぱり・・・

業界系ニュースはたまにまとめて記事にしますが、今回、9月に弊社が発表する重大ニュースを前に

業界の事前調査を行ってまして、そこで分かってきたことを報告します。

今回はLP調査から見えたことをお届けします。

 

■ハッキリと言えることはコレだ!

 

LPをみると、以前よりもお客様が減ってきているという問題

これあちこちで浮上してるようです。

 

弊社が関わるサービスでは、サービス運営歴が短いこともあるやもしれませんが、リリースから毎月10%以上の

高い伸び率を示しています。10%ずつののびということは、年間で120%増なのでそれなりのパフォーマンスを

残していると言えるのではないかと思いますが。(スタート時点の数字も悪くないので)

まあ電話ではなく、チャットメインなので一律に扱うことはできませんね。

 

ただ各サービスLPをみると

不安をあおり、自社サービスに誘導しようとする場所に掲載される文言が

 

・以前よりお客様が減ってきている

・お客様の依頼件数が少ない

 

こんなワードが目立つ位置で紹介されるようになりました。

以前はもっと異なるキーワードが入っていたりとか、別の箇所にフォーカスされていたんですが、

現状上記のような点にスポットライトがあたってます。

本来、その業界のTOPと呼べる企業は、そういった不安要素をあおって紹介するようなことはあまり他業種では

しませんが、東証1部のサイバーエージェントグループでと謳っているカリス社ですら、そんなLPを出してしまうという状況。

カリス社は宣伝パワーはあるよなと考えてますが、こっちのLP担当はイマイチなのかもしれませんが……。

その業界を引っ張るようなTOPの企業が、それ以外の企業と同じような感じってどうなの?

プライドとか王者の威厳ってものをまったく感じずで、残念な気持ちになりましたね。

 

で、話を戻しますが、PC系の電話占い利用者の減少問題は、以前から私も述べてますが、それがもうヤバい状況になった、そこでこんな文言が並ぶようになったというのが実情なのかもしれません。

しかし、たしかにPC系サービスでお客様は減ったのは事実なんでしょうが、全体の利用者数は減少はしておらず、他のサービスに流れているというのが実情だと思います。特にPC系ではココナラあたりに流れている現状。ココナラでも悩みが解決することなくループするから、一時的には数字出てると思います。でも、これ不振に陥ったPC占い系サービスの少し前の状況と同じです。

 

ループ系サービスは、占い師の質は求めません。むしろ粗悪がベターなんです。解決してしまったら、ループしないから。表向きはそんなふうには言いませんし、なんかかっこいい今風の横文字が並んだりしますよ。

 

学生のバイトとして占いをやらせちゃダメでしょ。バイトに不倫の相談を聞かせるなんてことは何だかな~と。

 

弊社では「これはあり得ん!」というのがホンネで、「学生さんは無理です!」ってハッキリと断りますが

それが別サービスで挙がってるのを見て、「え~!これはあかんだろ」ってのがよくあります。

 

”当たる”とか”当たらない”というとこが重要なら、学生だろうがなんだろうが構わないんですね。

でも、問題・悩みを解決するってことになると、それなりに覚悟を伴うから、そこを学生に背負わせるってのは違うなと。

うまく説明になってないかもしれませんが。そこは勘弁。とにかく、学生はダメです。

 

 

責任ある大人としては、無責任なループサービスは相容れることができないモノです。

 

 

 

■その他、これはどうなの?と思った点は?

1.プロデュース力、ブランディング力と書かれてある点について

雑誌掲載、イベント参加、テレビ出演など、どの企業も似たような宣伝をしています。

 

これ結構騙される人いるんじゃないかと。

雑誌、イベント、テレビは、そのサービスの宣伝であって、占い師をPR目的ではないということ。

プロデュースしますといっていても、それは本来の目的とは別だよ。

 

雑誌は、あくまで広告であって

イベントは、出店料を払っての自社サービス宣伝目的で

テレビも、これパブ枠(広告)じゃんと

 

 

”出てください”と”出させてください”では、まったく扱いも効果も違うと私は思うんですね。

弊社というか、私がこれまでやってきたのは、”出てください”パターン。

要するに、雑誌社、イベント運営会社、テレビ局からお金をいただいて出演させるパターン。

 

でも、LPに載っているのは、それとは別。広告費を払って出すというパターン。

ここ10年くらいは、こんな傾向が強まっているように思います。

 

 

現状の姿を見れば、

”出させてください”パターンは、なんら影響力を持たないことが明らかです。

影響力がないというと語弊が生まれるので、サービスの広告としてはそこそこパフォーマンスが出るが

個々の占い師に対してそれがあるかというと何も生まれていない。

 

これってプロデュース力、ブランディング力があるといえるのかと。

逆に媒体側からすれば、こいつら力なんてないんだろと思われるんじゃないかと。普通に考えるならね。

 

メディア戦略って時間をかけてコツコツとやっていかないとうまくいかず、サービスが一定のパフォーマンスを

出して、余裕が生まれないとなかなか取り組めないものです。弊社もまだメディア戦略を打てる状況には

持ってこれてないんですが、それでもメディアからの取材はたまに入ります。今年は難しいかなと思うけれど

来年にはメディア戦略をしかけていけるようにしていきいたいと思います。

「プロデュースって、こうやるんだよ!」ってのを見せないと、ただのボヤキじゃんと言われますからね。

 

 

2.こんな人募集の箇所について

こんな人を募集中ですという欄では、こういったことが書かれてます。

・副業として仕事したい

・収入を増やしたい

・未経験だが挑戦したい

・今の会社に不満がある

 

一見すると、転職サイトに掲載される求人に見えますが・・・・・・。

未経験で挑戦っていうのは、ポジティブだからよいですが、でも占いサービスの提供という面では問題があります。

それ以外のものは、お金がないからみたいなネガティブ系要素を含んでいるので、それが強まると不幸な人ばかりが

集まってしまう。不幸な人は、周囲に不幸な人が多く集まることで、より重厚になる。だから、お客さまがそのサービスで

どれだけ相談しても、幸せになるはずがない。でも、悩みは尽きないから、数字や売り上げは伸びるけれども。

 

 

不幸な人がたくさん集まって、不幸な人を占うって…いったい……。

 

「こんなとこあるよね。分かるわ。私も一緒だから。」

「また、チャンスあるわ。」

 

こんな会話が繰り返され、いつになっても問題が解決されない……。

これは弊社がやっていこうと思ってることとはズレてます。

 

誤解ないようにハッキリ書きますが、不幸な占い師は受け付けませんではないです。

何か辛い経験を機に、占いの道に入ったというケースは多いですから。

不幸な占い師という表現がまずいんですが、ちゃんと変わろうとしない、ダメなままでいようとする方のことで、

不幸な状況が標準だという方が無理だということです。人を苦しめているのに、自分だけよければいいんじゃない、

こんな考えの占い師がいても困りますからね。

 

 

弊社としては、そういった状況とは真逆の幸運の連鎖が生まれるようなサービスにしていきたいので、

幸運を掴める占い師にドンドン参加していただきたいと思っています。そして、占い師さん同士で横のつながりを

持って、連携できるようになってくると、これまで無理だったものが無理でなくなるのではないかと考えています。

たとえば自分では対応できない相談を他の占い師さんが対応して解決する、これってひとりではできないもので

安心できるチームがあるからこそ対応できるものです。

それに同じ占い師でないと分かり合えないことを話し合えることで、ストレスの緩和につながりますし、

心がやられてしまう占い師も減らすことができます。

 

弊社では、悩み相談でループさせてお金を落とさせるのではなく、ちゃんと解決につなげる。

占いサービスであるからには、そこが一番だと考えています。

 

近々、各サービスの募集ページをリニューアルしますが、もちろん運営サイドの意向も反映しつつ、

ちゃんと私の考えも反映されるものにしていきたいと思ってます。

 

一部サービスでは”上からマリコ”的なサービスもありますが、弊社としては”共に”というのが

ひとつのテーマになるかと。

 

 

 

 

■その他、今回の記事とは異なるけれども。

 

先日、ある方々から助言いただいたことがあって、そこで出た話をまとめて要約すると、誰でも簡単に占い師みたいな

風潮があるけれど、そうじゃないと。タロットを御すことができない人が非常に多いと。

いずれも似た内容で、的を得ていると思います。

 

前にも書いたことがありますが、

占いって、神事の一種であり、気軽に用いてはあかんものもあるということ。

あるタロットを使う人は、みんなといっていいほどやられてしまっていて、命削ってるのと同じだけど、

なぜ気付かないのだろうと。おそらく、それは麻薬と同じなんでしょうけど。

 

ブログで紹介されてたタロット占い通信講座を受けましたとかっていう人が、過去数名いましたが

そこで分かったのは、きちんと伝えなくちゃいけないことが伝えられていないということ。

ちゃんと占いの師匠がいる占い師から教わるパターンは、そこしっかり教わっていたりするんですが、

ネット通信のポット出占い師パターンはそれがない。そもそも本に書けるような内容じゃないから

書かれることはない。けれど大事なことなんだけどね。だから、独学ってパターンもリスクがあると

考えてますが、通信系占い師はリスクが大きいと思います。

 

すべてダメだとはいいませんよ。占いをしていく中で、リスクに気付き調整できちゃう人もいますからね。

そもそもスゴイ勉強熱心な方は、師匠がいようが独学だろうが関係ないんですね。効率の問題だけで。

だけども頭脳明晰って人はごく一部であって、私も含め多くは普通の人のはず。

普通の人がきちんと学ぶのなら、現状では対面の経験が豊富な方が一番良いと思いますね。

 

 

 

 

 

Source: マリーシェルと愉快な仲間たち

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