占いイベントを企画し、実際に占い師を集めようとする時によく起こるトラブル、イベント担当者の頭を悩ませることになる“あるあるトラブル”をご紹介します。

“あるあるトラブル”ベスト３は以下の通りです。

１．依頼したはずの占い師が予定人数来ない
２．占い師の人数調整が遅れる
３．占い師自身に問題がある

１．依頼したはずの占い師が予定人数来ない

これは結構よく聞く話ですよ。大手だから安心と思ったら、要注意！その理由は後述しますが。
病欠でキャンセルならまだしも、理由が分からずに来ないといったこと結構あります。同様のイベントをよく担当する方は保険をかけているので、トラブルが起きても、あまり慌てることはありませんが、新人の担当者やイベンターの方は青ざめてしまうなんてことよくあります。

２．占い師の人数調整が遅れる

占い師派遣や占いイベントの問い合わせをして、希望の人数を伝えているのに、人数確定がなかなかしない、こういったケースも非常に多いです。
1週間はまだいい方で、10日経っても返事が来ずってケースもあります。最初のレスは早いんですよ。けれど、その後がまったく来ない。このわけも後述します。

３．占い師自身に問題がある

イベントに来た占い師が問題を起こす。これもよくあります。このケースは事と場合によっては、大変な事態に陥ることがありますので、注意したいところです。
イベント会場でルールに従わない、時間を守らないといったことよりも、そもそも常識的ではない行動をして周囲が肝を冷やすってことがあります。中には盗みを働くといった犯罪につながったケースもありますから、十分に注意が必要です。

そもそもこういった問題がどうして起こるのかを解説します。ちなみに弊社ではこういったことは起こりません。起こらないというよりも、未然に防ぐといった方が適切ですね。

では、どうしてこうなるのか？
それは占い師と派遣（供給）会社の関係に鍵があります。
占い師を紹介してくれる会社は、いつでも占い師を調整できるという考えが一般の方にはあるでしょうが、それは間違いです。

占い師を派遣（供給）する会社は、占い師を雇用しているわけではないのです。イベント会社は当然この形式だというのはお分かりだと思います。イベント会社はさまざまなキャストを紹介していますが、いずれも登録制で案件ごとに紹介するという形式になっていますから。イベント会社ではない、コンテンツ系の占い会社は占い師を抱えているだろうと思われるかもしれません。Yahoo占いやLINE占いなどに占い師をジャンジャン送りこんでいるんだからと。でも、これが間違いで、占い師を雇用しているのではなく、あくまで監修者として名義貸しの契約をしているだけ。つまり、そもそも関係が深いわけではないんです。
最近は上場企業であっても、コンテンツ不信からイベントに乗り出している会社もありますが、ここも雇用しているわけではありません。つまり、案件が入るたびに、関係先に連絡をして調整をしていくことになります。そして、10人を超える人数になると、自社では無理といったことになりがちです。ここで占いの館などに話をふり、会社側がまったく面識のない占い師を扱うことになるということになります。

ここまで話すと、上記の３つの問題が起こる原因が分かると思います。

１．依頼したはずの占い師が予定人数来ない
これはいくつかのケースがありますが、上記記載のように占い師を派遣する会社側がよくわからない占い師を扱うケースでは起こりやすいです。会社側が依頼したはずでも、仲介を請け負った企業側が占い師に連絡ミスをするということもあります。
また、イベント会社ではあまりないですが、占いコンテンツ会社で起こるのは、イベントに担当者が同席しないということ。もちろん遠方のイベントでは無理な場合がありますが、会社から行ける範囲なのに休日出勤はしないとかで、担当者が不在とかわけのわからない状況が起こることがあります。

弊社でこの問題が起こらないのは、計画の段階でイベントの規模に応じて最適な占い師の人数を算出し、それで提案します。ですので、大型イベントの場合は、保険要員ありきでイベントを迎えます。また、占い師にキャンセルが出た場合には、すぐに代理占い師の調整を行うため、鑑定士の人数減によるリスクがありません。基本的にイベント担当者は、イベント会場に足を運び、連絡体制も整っています。

２．占い師の人数調整が遅れる
これも上記で記載したように、そもそも自社で調整できる占い師は限られており、他との調整が必要になるため時間が掛かります。広告代理店の方で、イベントコストを安く済まそうとして、失敗するパターンがこのパターンですね。
この問題に弊社が陥らないのは、占い師との直接のネットワークがあり、メールや電話一本ですぐに調整が可能であるということ。スマホ系のリアル鑑定サービスと対面の占い館も運営していることで、全国の占い師とのネットワークがあり、いずれの占い師ともどんなタイプなのか把握しているため、人数調整は業界随一といえます。

３．占い師自身に問題がある
この問題は、占い師自体をよく知っていないと起こしてしまうリスクです。「こんな問題は想定していない」と、問題が起こった際には誰もが思うでしょうが、いろんなイベントに出演する占い師の話からは、とんでも事件をよく耳にします。

・パーティーの席に、すごい臭う占い師がいて、そもそも占い鑑定をぶち壊すことになった
・パーティー系イベントで終了後に、食事をとったが、クライアントの話をそっちのけで食事を進めて担当者が恥をかいた
・住宅展示場系イベントで、ある占い師が出演するたびに、物がなくなる被害が報告される
・鑑定時間の制限などを守らず、それを注意すると切れる
・人材募集系のイベントで、その職とは合わないとクライアントを全否定する内容をストレートに伝える
・占いを利用するお客様とケンカになってしまう

こんなことがあまり表ざたにはならなくても、起こっていたりするようですが、そもそもこういった問題は、派遣する占い師がどんな人間なのか、そこを分かっていれば起こらないというか、問題のある方自体を派遣することはありません。

弊社では、この問題が起こらないのは、そもそも問題のある占い師を取り扱わないし、リスクを負うことになるような仕事はしていません。

ここに書いたことは大げさな話ではなく、よくあることです。年に数回こうしたことを今でも聞いていますので。

占いのイベント案件に関しては、イベントに慣れているイベント会社か、弊社のように最低10年くらいはイベント案件に直接携わっているスタッフがいないと博打になると思います。

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