チャット鑑定(チャット占い)では、以下のような質問をされることが多いです。
「あの人はどう思ってますか」
「あの人の気持ちを教えてください」
恋の悩みではこういった気持ちを抱くのは何となくわかりますが・・・。
まあ、まったく自信がない方はこういった考えには至りません。
「どうすれば振り向かせられるか?」
こういう発想になりますからね。
ようは、ある程度自分には自信がある、そんな方が相手の気持ちで悩むんでしょう。
最近、こうした”悶々女子”が増えてますね。
今日、この記事を書こうと思ったのは、先ほど文章の校正をしてた時に子育て記事の
話を読んでいました。そこで、子育ての悩みをみて、これって恋愛と同じじゃんと思ったんですね。
子育てのどんな悩みかというと・・・。
「子供が何考えているのか、わからない」
”気持ち⇒考え”って、単語自体は変わってますけど、結局一緒の悩み。
”悶々女子”は、結婚しても変わらず”悶々女子”なんです。
子育てでこういった悩みを抱えるということは、自分が育ててきて、子供のことは何でも分かっている、
親としてはそんな気持があるんでしょう。
でも、そんなつもりできたのに、「どうしてこんなことやるの?」という状況で、「分からない・・・」と
悩んでしまうんですね。
これも、”分かってる”という”自信”があった。
けど、それが覆されたから起こるんですね。
でも、恋愛の時と一緒でこうした悩みを抱えない人もいます。
もともと自分と子供は一緒ではないし、まるっきり別の生き物だ!くらいに考える人です。
なかには興味がない人もいるでしょうが、多くは分からないから、知ろうとします。
別の生き物だというのは、表現が悪いので訂正すると、ひとりの人間として見ているということですね。
”相手を知る”というのは、前者の気持ちでも、後者の相手を知るであっても同じもののように
思えますが、気持ちというのは一部分だけであり、本来は後者の相手を知るということができれば、
気持ちも一緒に理解することができます。
相手がこういう人だということがハッキリすれば、
現状の態度や行動をみることで、相手が何を考えているのか、どんな気持ちなのかを知ることができます。
そして、それによりどんなことが今相手には効果的なのかを考えることができます。
つまり、パーソナル情報があったうえでの気持ちを知らなければあんまり意味がないんです。
対面鑑定では、根掘り葉掘り情報を聞けるので、
「あの人の気持ちを教えて!」
に対して、
「少々お待ちください」
にはならず、きちんと情報を聞き出したうえで、占いますねとなります。
でも、チャット占いでは
「あの人の気持ちを教えて!」
「少々お待ちください」
「興味もってるんじゃないですか?」
みたいになりがち。
ここはもっと工夫が必要で、”気持ち”をそのまま伝えても、お客様の問題を解決したことには
実はつながらないんです。ここの伝え方を工夫して、気持ちの件についてはしっかりと伝えるものの
それだけでなく”+α”を伝える。そこでお客様側が気持ちだけではだめなのね、と気付いてもらえるのが
理想です。
”+α”でしっかりと、相手のパーソナル情報が伝われば、鑑定もスムーズに進みます。
ダメだという話をするにしても、こうこうこうだからダメなんですという説明をする際に、パーソナル情報が分かっていれば、だからダメなんだと納得がいくからです。
それがないと、何でダメなの?意味わかんない、当たらない・・・。みたいになりがち。
本来、悪い内容を受け入れることで、じゃあ次にどうする?といった前向きに未来と向き合うことができるようになりますし、ダメなものを受け入れられずに悶々としてても、ただ時間だけが流れ、結局受け入れざるをえないのですから。
悶々女子は、はじめのうちはその文字のとおり、心に門(扉)があるみたいな感じで、なかなか心を開きません。
だけど、いったんその門が開くと、悩みもパッと解決していきます。
相談を受けた占い師が、彼女らの門を開けてあげる必要があって、
一度開いてしまえば、
悶々女子⇒開門女子⇒開運女子に変わっていきますからね。
だから、最初の鑑定でしっかりと対応していきましょう。
Source: マリーシェルと愉快な仲間たち