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実はスマホアプリの電話占いって、成功してる企業がないという現状

誰も書かないことなので、書きます。

タイトルどおりですが、
実はスマホアプリの電話占いって、成功してる企業がないという現状があります。

成功って表現はあいまいなのでもっと直接的な表現にすると、月1億以上の売上を出す企業ということです。

PC電話占いでは、月1億円以上ってケースTOP3くらいはこのくらい出していたと思います。
でも、スマホアプリではまだそこまでいかないというか、はるかに及ばない現状。

何が原因か?
要因は複数あって、決済手段とシステム問題。
これに尽きるかと思います。

1.決済手段

クレカ決済を入れにくく、アップル決済・アンドロイド決済に縛られる

するとこの2社の決済手数料がバカ高い。

⇒すると、アプリで戦う意味あるの?

別の戦い方があるんじゃない?という判断になりがち。

2.システム問題

Twillioが思ったよりも使えない。
auが運営のTwillio
これ使ってる企業が多いんですが、これが思いのほか使えない。
具体的には、切れる、切れる、切れる・・・。
IP回線だから、そこ回避させればいいんじゃないか?という案も出ますが
電話回線ではコスト問題がでて、そもそもTwillioを使う意味が?に。

他ではないの?という話ですが、実はあるんですが、あまり使われません。
日本では80%Twillioって感じです。
非Twillioで調べても、弊社のTokBox(OPENTOK)ベースくらいしか、なかなか見つからずですると95%Twillioかというレベル。

TokBoxって?ってエンジニアも中にはいるかもしれません。
でも5年前にはTwillioが日本に入ってきたかどうかの時期で、海外ではTokBoxがメインで利用されてると

MIT卒のエンジニアに説明を受け、TokBoxでシステムを制作した背景があるんです。
でも、日本向けのマニュアルが当時は整備されてないから全部英語で、だから日本はTwillioに流れたんだと。

でも、このTokBoxで問題解決するかというと、そもそもこれもIP回線だから、理論上は同じ状況だとは思うんですね。ただサーバーの置かれてる場所とかで、プツプツになるかどうかが変わってきて、なぜかTokBoxの方がつながるというのがあるのかもしれません。

コスト的な話をすると、2つのサービスでそんなに変わらないんです。TokBoxはドル建て決済で為替変動はありますがバカ高いコストにはなり得ません。

こういった問題が根本的なところにあり、派生する問題として広告費のコストが削減されるといったことがあり、大きな成功という状態にはなり得ていない現状があるんです。

でも、そこにチャレンジするサービスが出てきます。
すでに既存で動いている”電話とチャットでウラナッテ”です。

ウラナッテでは、電話機能を大幅改修し、勝負に出ることになりました。
電話鑑定に強い占い師を昨年後半から水面下で密かに集結させていて、ようやく勝負に出られる形になります。

運営サイドの目標はひとまず置いといて、
弊社の目標としては5月までに占い系アプリのTOPが目標です。
(あくまで運営サイドの目標は、ブログの中では置いとくということです。)

PC電話占い利用者も実際には80%がスマホからの利用をしているわけで、そのユーザーをうまく取り込めば、アプリ外サービスを含めてのTOPも狙えるとは思うんですね。大型広告でドカッとやれば簡単な話なんですが、地道にコツコツを選択しているから時間が関わるわけですが。地道にコツコツな分、ウラナッテの客質はよく、占い師に粘着して占い師側のメンタルがやられちゃうというケースはあまり発生してはいないので、このまま順調に伸ばせて行けたらなと思います。

次の課題は健全なサービスの維持で、1回の鑑定で取れるだけ取ろうとする鑑定士や脅しのような鑑定でリピートさせるような鑑定士を今後も徹底排除しないとダメだと考えています。こういったやり方は運営側がやらせているケースがあり、そういうサービスではまんまと策略にハマったユーザーが一定数蓄積されます。運営にとっても、占い師にとっても、一見お金を落とすので上客に思われがちですが、それは明らかな間違いです。
このタイプは、自分の悩みが解決されることなく、ずっとそこに居続けることになります。本来、悩みを解決するのが占いであるはずなのに、そうはならないのです。このタイプが一定数を溜まるとたしかに売上は安定するんでしょうが、サービスの流れが悪くなります。一部がジプシー化して、他の占い師に入りそこで問題が起こるということもあります。正常なサービスの場合、悩みを解決できてよかったというお客様の口コミで、新たなお客さんが増えていくといった流れが生まれますが、悪い流れではそうはなり得ません。
だから、広告費を莫大に使って新規を入れるというモデルになってしまいます。ウラナッテが目指すべきは、占い師とお客様とともに自分たちが居心地のよい、利用しやすいサービスを作るということだと思います。そのため、弊社では間違った考え方の鑑定士をサービスに極力入れないようにする、また明らかに問題のある鑑定士はサービスから排除するということを徹底していかなければならないと考えています。

話をタイトルに戻しますが、

スマホアプリの電話占いで成功している企業はない。

これは「お前の知ってるサービスだけだろ?」という声が入るかもしれませんが、逆に私の知らないサービスはそもそも流行っていないサービスであって、名のあるサービスの状況は結構知ってます。プロデューサーがコロコロ変わり、新任もまた辞めるなんて話も入ってきます。
だからこそ、ハッキリと断言しています。

そして、今回書いたのは、その状況から”ウラナッテ”が抜け出せる、その気配が生じたからです。
今年の後半になれば結果は出ているでしょうが、ウラナッテは一歩抜けると思います。

Source: マリーシェルと愉快な仲間たち

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