連載コラム

知っているようで意外に知らないシリーズ 厄年って知っている?

神社やお寺などで初詣に行くと、今年の厄年についていろいろと書いてあるのを見たことがありますよね?
厄年と聞くと、何か悪いことが起こりそうだから、厄除けに行かなければと思うでしょう。
大体70%の人が厄年を気にするそうです。

しかし、本当に厄年のことを知っていますか?
厄年に関して「厄除け」「厄祓い」の違いがわかりますか?
厄年は男女ともに前厄、本厄、後厄と厄年は3年続き、それが人生で3回あるのですが、
それはなぜでしょう。(神社やお寺によっては回数が異なる場合があります)

今回は、実は知っているようで知らない厄年について書いていこうと思います。

 

厄除けと厄祓い

厄年の時にする厄除け。
厄除け大師など有名なお寺が多いですが、厄除けと厄払いの違いを知っていますか?
厄祓いは神社でしてもらうもの
厄除けはお寺でしてもらうもの
こういったように分けているケースが多いようです。
しかし、弊社のそばの氷川神社では、厄除け祈願というのがあるので、神社でも厄除けというものがあるんですね。

詳しく調べると、厄除けは、文字通りに厄を除けるのでこれから起こるもの、厄払いは払うという文字通り、自分の身から厄災を払うということ。だから、すでに起こってしまってる場合は、厄払いですね。

大宮 氷川神社

厄年だから絶対に何かあるというわけではないですが、何かありそうというのが本当の気持ちでしょう。

江戸時代から厄年の間に新築、増築は家を新しくすることで厄が落ちるとされていて、いいことなんだそうですが、引っ越し、転職などはしないほうがいいそうです。

江戸時代の頃は引っ越し、井戸替え、職替えが厄年の禁忌となっていたそうです。

厄年はいつの頃からあったのか?
調べてみると起源は平安時代の陰陽道ではないかと言われているそうです。
実際にははっきりと分かっていないようですが、平安時代には厄年はあったことがわかっています。(ここは陰陽師の方に話を聞くのが一番正確かもしれないと思いますが)

厄年っていくつのとき?

大宮 氷川神社

男女で厄年の年齢は分かれていて、
男性の本厄は25歳、42歳、61歳
女性の本厄は19歳、33歳、37歳
(神社やお寺によっては回数が異なる場合があります)

男性の厄年である25歳に厄除けに来る人はほとんどいないそうで、女性の19歳に厄除けに来る人は少ないですがいるそうです。女性の方が信心深いのでしょうか。

でも、25歳の時に来なかった男性は、42歳ではかなり足を運びます。
“42”この数字が影響していそうですね。
“42”=“死人(シニン)”とも捉えられますから。
ロトもだち、ではないですが。

厄除けは女性の方が比較的、若い年齢に集中しています。
なぜこの年令になったのかはわかっていないのですが、一説にはその年令が大きな責任を持つであろう年齢で、災いが降りかかるのを避ける、払うともいわれています。

女性が若い年齢に集中しているのは子育てなどがあるからなのかもしれません。
また、厄年の年齢に疲れが溜まりやすく、体の変調を起こしやすいともいわれています。

厄除けはいつ行くのがいいの?

大宮 氷川神社 

厄年は基本的には数え年で見ることになります。
数え年とは生まれた年が1歳で、その後は1月1日に1歳ずつ増えていきます。
しかし、年齢の数え方は神社やお寺などで違う場合がありますので、厄祓いを受ける場所で確認したほうがいいでしょう。

いつまでに厄除けをするのかというと、立春の日(2月4日)までにするのがいいとされています。旧暦の新年にあたる2月4日まで厄除けを行うため、毎年2月3日の節分には厄除けが混むそうです。

しかし、今は1年中受け付けていますので、行ける時に行くほうがいいと思います。

ちなみに2月3日の節分は旧暦の大晦日にあたり、豆まきはその年の悪いことを外に出し、新年にはいいことを呼び入れる行事になります。

厄除けは近所でしてもらったほうがいい?

日本全国に厄除け大師と言われる有名なお寺や厄祓いで有名な神社がありますが、遠くてそこまで行けない。もしくは時間が作れないなど有名なところに行けない場合はどうしたらいいのでしょうか。

本来は地元にあるお宮参り、七五三、成人式など行った神社、またはお寺で厄祓いをするものでした。そのため、厄除けもそこでという人も多いのです。
つまり厄除けを行うのにどこがいい、ということはなく、どこでもいいのです。

厄年って日本だけなの?

厄年に関して他の国にはないのでは?と思いましたが、調べてみると以外にも色んな国であるようです。
中国などはありそうだと思い、色々調べてみると…
日本以外に全く同じではないけども厄年に似た風習はキリスト教圏、イスラム教圏でもあるようです。
日本とは全く同じではないですが、良くないことが起こるであろう年齢があり、色々な厄の落とし方があるようです。

厄年に厄除けに行かないとどうなる?

大宮 氷川神社

厄年に厄除けを行わないとどうなるのか?
結果を先に言ってしまうと「何も起きない」になります。
厄年に悪いことが起きると、厄年だから悪いことが起きたと思うかもしれませんが、厄年でない年であれば運が悪かったなと思うものです。

厄年は重い責任を背負う可能性のある年齢で、悪いことが起きないよう厄を祓うものです。
確かに責任が重くなると疲れも倍増しますので、体調も悪くなるのではないかと思います。

事故や病気に気をつけて、健康的に普段の生活を送っていれば、厄年は関係ないのではないでしょうか。現に男の厄年25歳で厄祓いに来る人は殆どいないそうです。

管理人も25歳の時に厄祓いには行っていませんが、何もなかったのです。
では気のせいかというと、実はそうでもないのです。
やはり人間は厄年のように心に不安や疲れなどがある場合は、立て続けに色々なことが起こりやすいものです。しかし、厄祓いをすることで心の平穏が戻り、落ち着くことで心に余裕が出来て、無事に何も起こらないのではないでしょうか。

厄年ではなくても、悩みがあったり、不安があったりして、心に余裕がないとやはり色々と起きるかもしれません。

そのような方に必要な心の不安を取り除き、余裕を生み出してくれるアプリがあります。
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