今週はブログ更新頻度がやや下がり気味ですいません。
年始に目標を掲げた件をきちんと遂行しており、出資者向けの事業計画書を新たに作り直し、外回りが増えていることで、なかなか更新まで手が届きません。
画像を後から作った際に、ディスってないことに気付いたので、埼玉をディスると、埼玉はスタートアップ企業や新たにお店をやるには向かない。これは断言できます。さいたまにいるからこそ、常々そう思います。起業は埼玉じゃない方が楽に進められるなと。
では、ディスりはこの辺にして、本題に。
マリーシェルでは、現在自社運営となった『ウラナーウ』、そして協業の『ウラナッテ』などのチャット占いや電話占いのほか
昨年から計画中の占い店舗、そして新たに展開するBtoBサービスの3つの柱で展開させる予定です。
今回、事業計画書を作っていく中で、いろいろ調査したところ
占いとスピリチュアル関連の業界は、1兆円市場というデータがありました。
2016年に三菱UFJリサーチ&コンサルティングのデータとのことですが、ビシッと調査したのか、そこは甚だ疑問です。
それ以前では、TVにも出てくるコンサルの方が占いは5000億円市場という論文を出しています。
これは7年くらい前のデータだと思いますが。
他の業界のデータはある程度正確な数値がでているので大きなブレはないと思いますが、占いの場合、企業よりも個人の統計データが正確には取れないので、市場規模のデータは鵜呑みにはできないと感じています。
ただし、日本人には占いの需要がかなりあるというところと、その需要を満たす展開がまだうまく提供できていないという点は確かです。
たとえばエステ業界では、売上上位10社は年間50億円以上の売上があり、TOPは300億円を超えます。
チェーン展開してますから、1店舗あたりの売上を考えると500万円くらいは最低いくような計算になります。
でも、占いではどうでしょう?
占い店舗は、月商200万円以下のスモールビジネスになっている現状があります。
企業展開でこれです。
つまり、個人と企業の差がないというか、企業側が時代に即したものを提供できていないということなのだろうと思います。
そもそも店舗では月商200万円が限界なのか?
先に記載した5000億円とか1兆円市場というデータからは、あり得ないくらい低い数値です。
既存チェーン展開の情報では、店舗200万円、電話100万円というようなモデルで店舗ビジネスなのに電話という”?”が浮かぶような形式になっているそうです。
たしかにリピーターのつかない占い師を並べても、数字の見込みは立たないし、毎月の積み上げは難しい。
それゆえ新規を回すことで考えると、200万円というデータは妥当な数字なのかもしれないとも感じます。
でも、私は月商200万円が限界なのではなく、やり方や展開の仕方の問題であって、月商500万円に上げるのはできると思いしますし、それよりも月商700万円の壁が大きく存在すると思います。
新年の計画で、マリーシェルとしては株式会社化をして、上場を進めていきますということを書きましたが、おそらくこの1店舗500万円とか700万円というものができれば、比較的楽に通過すると考えています。あくまでは数字上はだけですけど。
1店舗月商700万円の場合、10店舗で月商7,000万円、20店舗で月商14,000万円
年間では、1店舗年商8,400万円、10店舗で年商84,000万円、20店舗で年商168,000万円
1店舗月商700万円のお店を50店舗の展開すれば年商420,000万円
42億円というと、時価総額でこの額あれば東証1部への昇格条件40億円を超えてることになります。
店舗を展開するのは、それなりに力を使うので面倒ではあるんですが、ウラナーウなどの鑑定士の活躍の場を拡げるという意味では重要だと思っています。何より対面鑑定を経験することで通常のチャット占いや電話占いのスキルが格段に向上することができます。
そういう場の提供という意味ではやっていく意義があるのと、ウラナーウやウラナッテなどで弊社と取引のある占い師で自分の店を出したいという方にお店を分けてあげたいという気持ちがあります。
サービスには栄枯盛衰があるから、特にIT関連だと10年続くサービスは難しい、何かしら形を変えることになります。
ガラケー時代に流行っていた占いサービスは今はもうほぼなくなっています。デジコンと呼ばれた占いに関しても今はかなり下火になりました。
ネットの世界ではそうしたサイクルがかなり早いです。
そうした状況の中、弊社と一緒にやってこられた占い師さんは、やはり単なる契約上の1鑑定師というよりも、仲間であると思いますし、これまでの恩に報いたいという気持ちがあります。
対面占いについては、いつの時代にもあるサービスですし、一度お客がついてしまえば大きく崩れることはありません。いつか自分でお店を持ちたいという占い師さんには、弊社の店舗を譲ってスムーズにスタートができるような体制を取っていければと考えています。
現実的な目線で考えると、各社200万円以下の展開に沈んでいます。
弊社もこれまでの企業と同じやり方をやっても、まぐれでそれを超えるところがあっても、複数展開の大半は200万円以下で既存と同じ感じで終わるでしょう。
しかし、弊社には隠し玉のBtoBビジネスを用意しています。
それがうまく進められれば、月商500万円というのは現実的なレベルになって、その後の700万円をどう目指すかという展開になるのではないかと考えています。
ウラナーウでも、店舗でも、占い師が行うことは一緒で鑑定をするということ。
店舗では改善事項があれば、それをすぐに伝えることができても、ウラナーウなどのネットサービスでは占い師自身が気付いて修整していかなければなりません。弊社側で気付いた点はメール等でも個別と全体で周知していきますが、最後はそれを自分がどう活かすかという点にかかってきます。
占いの仕事は鑑定で出た答えをただ伝えればいいというものではなくて、お悩みを聞いたうえで、お客さまがそれに対しどう改善するか、向き合えばよいか、そうした面を一緒に考えていくという姿勢が大事じゃないかと思います。
自分ではこれが正しいと思っても、それをお客様ができるかといえば全員が全員同じにできないこともあります。
相手の目線で考えて助言する、いくつか現実的な方法を提案するってことが大事で、年配の占い師さんの強みがあるのはこれまでの人生経験があるからです。でも、年配でなければ無理かといえばそうではなく、いろんなものに自ら積極的に関わってきた人や本や実際の経験者から知識や情報を得た人であれば、年配の占い師の経験に負けない引き出しが用意できます。
普段からそうしたことを意識している占い師の場合、徐々に鑑定でもその人の色とか味みたいなものがでてきて、それがお客様を惹きつけることにつながります。
ウラナーウで占い師の横のつながりを作ることを推奨しているのは、独りでは限界があっても、他の占い師の知識や経験などをつながりから得ることで、自然とスキルアップできる場が生まれるからです。
こちらから発信する情報は、すぐに取り組めることもあれば、自分には難しいと感じるものもあると思います。
全部完璧にしようと思うから難しく考えてしまうこともありますが、一部でも取り入れられるものがあれば、取り入れる、そんな感覚で行く方がよいと思います。ひとつが答えということではなく、方法や手段は無限にあって、自分に合う、自分らしくいられる、そんなふうに進めていくのが本来一番いい方法だと思いますので。
Source: マリーシェルと愉快な仲間たち