占いとは一見かけ離れた見出しですが、先日伺った某勉強会にて挙がった話題です。
オリンピックの開催国は、オリンピック後に大不況に陥っているという話が出ました。
TVでも評論家が同じようなことを言っていたのを思い出しましたが、そもそも建設関連の需要が大きく落ち込み、設備投資も減少。
これだけなら単なる不況で済むだけかもしれませんが、今回はアマゾンなどネット通販の躍進、サービス形態の変化が重なっています。
アマゾンの拡大で、アメリカではデパートやスーパーが実際に潰れており、日本でも徐々に影響がでている。
ドラックストアが食品を売ることになって、スーパーの売上を食っているとか、現在のホームセンターが好調なのは、実は職人などのプロ向けの売上が伸びていて一般向けではないので、建設系の落ち込みがあるとホームセンターにも影響が出るという話もありました。
デパートなど商業施設では、他が扱っていない大人向け商材を扱うドンキは残っても、他はどうだろうという話でした。
デパートなどに影響出ると、アパレルとか雑貨などにも影響が出るっていうことですし、最近渋谷をウォッチしていると、デパート系は今でもヤバいムードが漂っていたりします。
では占い業界ではどうかといえば、一見占いは景気に左右されないとされていましたが、これは扱うサービスによって左右されるのではないかと思います。前回の不況の時、占い業界がどうだったかといえば、記憶をさかのぼると出版とイベントに影響が出たと思います。出版は前回の不況で占い雑誌がなくなり、新しい本の数も減っておりました。イベントに関しては、来場者が軒並み減少したのですが、そもそも出展企業が減少した影響なのかもしれませんが…。
ということで、占い業界にも影響は出ます。
ただの不況ではなく、大不況と言われているので大きな影響が出るやもしれません。
そんな状況が目の前に迫ってはいるからこそ、今年の計画に入れている通り、今年から来年にかけて他店舗展開を進めていきたいと思います。悩みを解決するのが占いですが、今の相談内容では恋愛が中心です。でも本来は店舗の配置や店作りなどにも応用できるし、ファッションなどに組み込むことで売り方を変えるサービスを提供できるはずです。それにより、アパレルと組み合同店舗など新たな取り組みにトライするのにはもってこいの機会だとも捉えています。日本のブランドでは、占いなんかと思われても、風水を取り入れるのが当然という中国などのアパレルとは組めるのではないかと思います。ネットではできない売り方を店舗でやっていく、その実験店舗は2店舗目か3店舗目でやっていきたい考えです。ウラナーウ、ウラナッテともに、占い師としては一流の域に属される方がおられます。そうした方の才能を発揮する場としては、店舗という実際に見て分かるものは、自分自身の能力の証明にもつながるので、もっとも効果的だと考えていますし、そういった方の活躍により、ウラナーウ、ウラナッテに所属される方のブランディングにつながるのではないかとも考えています。
まだ1店舗目をスタートできていない状況ですが、今こだわっている吉祥寺から別の場所での展開を考えていれば、すでにスタートさせていたことでしょう。けれど、弊社は吉祥寺で1店舗をスタートさせることで、流れを掴むという占いの結果があり、それを実現させるために吉祥寺でなくてはダメなのです。吉祥寺での成功は、その占いを出した占い師の実績にもつながるし、そうした成功体験の積み重ねのサービスがウラナーウやウラナッテという形にしていきたいと考えています。
Source: マリーシェルと愉快な仲間たち