吉祥寺があるJR中央線には「中央線3寺」と呼ばれる駅があります。
高円寺、吉祥寺、国分寺の3駅です。
しかし、高円寺と国分寺は駅名の由来となったお寺がその場所にありますが、吉祥寺にはありません。
吉祥寺という名前が付くお寺は、現在、文京区本駒込にあるそうです。
では、駒込にあるお寺の名前が、なぜ武蔵野市の駅名の由来になったのでしょうか?
吉祥寺という街ができた流れを紐解いてみましょう。
もともと吉祥寺は吉祥寺というお寺があった場所だった?
吉祥寺の由来は長禄二年(1458年)にさかのぼります。
太田道灌が江戸城築城の際に井戸を掘ったところ「吉祥増上」と印された金印が発見されました。
そこで、城内に寺を建立して、「吉祥寺」と称したのが始まりと言われています。
その後、天正19年(1591年)に今の水道橋近くの神田台(駿河台)に移りましたが、明暦3年(1657年)の江戸の街の半分が燃えてしまう大火(俗に言う振袖大火)で寺は類焼し、吉祥寺は文京区本駒込に移動しました。
振袖大火ってなに?
江戸時代に商人の娘「おきく」が花見の際にとある若者に恋をします。
そしてその若者が着ていた着物に似せた、振り袖を作りましたが、「おきく」はなんと17歳の若さで亡くなってしまいます。
お寺でおきくの葬儀をする際に、棺桶にその振り袖をかけたそうです。
その後、その振り袖は古着として別の娘の手に渡りますが、その娘も17歳の若さで亡くなります。おきくの亡くなった日からちょうど1年後に亡くなり、同じお寺で葬儀をして、棺桶には同じように振り袖をかけたのだそうです。
そしてその振り袖を次に手に入れた娘も17歳の若さで亡くなり、亡くなった日はおきくとその次の娘と同じ日でした。
葬儀を行ったお寺も一緒で、棺桶には同じ振り袖がかけられていたそうです。
ここでようやく、3年連続で同じ日に同じ振り袖を持っている娘が亡くなることに皆が不安を覚え、もしや振り袖の呪いではないのかと思い、振り袖を燃やして供養することになりました。
お坊さんがお経を読みながら供養のために振り袖を燃やしていたまさにその時、旋風が燃えている振り袖を舞い上げ、それが原因で江戸の街の半分が燃える大火になったと言われています。
なんと火事は2日間燃え続けたそうです。振り袖が火事の原因とされているため、振袖大火と言われているのです。
吉祥寺村の誕生
江戸の半分が燃える大火により、吉祥寺の門前町に住んでいる人々も家が焼け、住む場所を無くしました。
幕府の土地区画整理で、門前町の人々は現在の武蔵野市一体を開墾し、村を作ってそこに住むことになったのです。
吉祥寺に愛着を持っていた村人はできた村を「吉祥寺村」と名付けたため、この場所が吉祥寺となったそうです。
そのため、吉祥寺には「吉祥寺」という名前の付いたお寺は無いのです。
その後、吉祥寺村は大きな災害「関東大震災」によって、焼け出された人々が吉祥寺村に移り住んだことで村は急速に発展し、小さな農村から住宅地に変貌していきました。
そして「住みたい街ランキング」常連の吉祥寺が生まれたのです。
吉祥と言う名前はどんな意味があるの?
吉祥という言葉の意味は一体何でしょうか。
それは“幸福”“繁栄”を意味します。また、吉祥には“めでたい兆し”という意味もあります。
吉祥天は弁財天と混同されることがあります。
現在の七福神は弁財天ですが、以前は吉祥天が七福神だったそうです。
また、吉祥天は繁栄と幸運を意味する神様ですが、美人の神様としても有名です。埼玉県久喜市などでは七福神に吉祥天を加えて八福神として祀っているところもあります。
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