闇営業問題関連の記事でビートたけしの話題があり、そこで芸人の矜持に関する話が書かれていた。
その内容を読むと、これが芸人の矜持だよなと感心させられた。
どの分野であっても、その道を極めた人には、その道の矜持を感じさせられるものだ。
そして占いでも、占い師としての矜持というものがあるはずだ。
占い師の面談をすると、
人を幸せにしたいから占い師になりました的なことを口にする人が多い。
でも、それは本人が幸せでない限り(幸せを知らない限り)、他人を幸せにはできないと私は思う。
だから、こういうことを口にする人を疑った目で見てしまう。
何をもって幸せと感じるのかは、人の価値観で異なり、他人からは不幸に見えても、本人は幸せって感じることもある。
つまり、悩みを相談しにきて、「あなたって不幸ね。私が幸せにしてあげるわ!」みたいに考える占い師はどうかと思うし、そんな占い師への相談は気休めにしかならないと思う。
そもそも悩みがあって多くの人は占いにくるのだが、悩み=不幸ではない。
そして、占いは不幸な状況を改善するために来るという考えは正しくない。
何十年と占いをされてる方は、こんな考えを抱くわけがなく、現実にはこうしたものは相談内容の一部であり、相談することで安心感を求めに来る人もいるし、より良い選択をするために足を運ぶ人もいることを知っている。
幸せな人がいっぱいいると占いは利用されず、不幸な人が増えると占いが活況になるかといえば、実際にはそんなに大きな差はない。
占いの利用・提供方法が変われど、利用する率はそんなに減ってもいないし、増えてもいないのが現実だろう。
夢見がちな発言をしている時には、本人は満足感に浸っているのかもしれない。
でも、行動が伴わなければ、口にしたことがいつになっても叶うことはないし、
ふと気づくと心に虚しさだけが残る。
書きながら自分の過去を振り返ると、自分にも言えることだなと思うし、師からそういったことを学ぶことができたことで、早めに間違いに気付くことができて良かったと思う。当時は占い師としての矜持なんて考えることもなかったし、そんなかけらは微塵もなかったことだろう。
占い師としての矜持
ここでそれがどういうことかやどういう姿勢なのかを書くことは避ける。
これは自分で気付くもので、読んで知っても意味がないから。
私は占い師の矜持を持つ方には敬意を払うし、マリーシェルはそうした方を守り、増やしていける会社にしていきたい。
現在、ウラナーウもウラナッテにも1年を通しずっと活動されている占い師が増えてきている。
ひとつのサービスをずっと続けていくというのは、それほど難しいことではないように思う人もいるだろうが、占いの世界に限ってはとても難しいことで、それができるのは一握りの占い師だけだ。
自分が必要とされているから、ずっと続けてますと言う人もいるし
自分がいなくなったら、お客さまが困ってしまうからと言う人もいる。
でも、こう思える・感じられる人はほんの一部で、大半はそうではない。
おそらくこういう積み重ねの中から、矜持というものを悟ることになるのではないかと思う。
これはあくまで運営目線の話ですが、たとえばウラナーウで蒼さんや月華さん、カスヤ・アスカさん、@SHOTAROさん、樹さん、黒木辰之助さんなどが待機リストに名前が挙がるとホッとする。いつもそこにいる人たちだから、そう感じるのだけど、逆に名前が挙がらないと体調が悪いのかなと心配になる。
たぶん、これはお客様にとっても同じで、いつも相談できる人がいるなと思えるだけで安心するんだと思う。
たとえ鑑定まではしなくても、あの占い師さんが見守ってくれてる!と思えるから。
旦那さんや奥さん、恋人や友達など、毎日のように顔を合わせる人って、普段はそんなに感じなくても、少し離れると自分にとって、とても大切な人だったと気付く瞬間があると思います。ウラナーウの蒼さんや月華さん、カスヤ・アスカさん、@SHOTAROさん、樹さん、黒木辰之助さんなどの方々には、それと同じような感覚を私は抱いているのかもしれない。
だから、そういう方々をこれからも大切にしていき、みんながいいと思えるサービスにしていきたいし、もっと多くの占い師のことを同じように思えるよう関係を構築していきたいと考えています。
ちなみに私自身が幸せか?幸せでないか?を聞かれたら、即答で幸せだと答えます。
現在は上記のように素敵な占い師が集まっているし、ウラナッテでクライアントにも恵まれている。
過去を振り返っても、全国版の朝日新聞の社会面に占いが取り上げられたというのは40年以上ぶりというある意味快挙を達成したし、大きな問題が起こってもスタッフ一丸で乗り越えられた。
だから、幸せだと思うし、これからはもっと幸せになろうと思う。
その幸せは、私やマリーシェルだけということでなく、ウラナーウやウラナッテに関わる占い師がみんなそう感じられるものにしていきたい。
そして、お客様にもそう感じていただけるようにしていければ最高だなと思う。
Source: マリーシェルと愉快な仲間たち