Twitterで占いフェスの記事を見かけ、数字が出てたのでそれを分析してみました。
3日間で50500人来場とのこと。
仮に500円鑑定を全員がした場合の売上 25,250,000円
施設料は1日(土日祝)あたり2,500,000円だから3日間で7,500,000円
設営で前日などが掛かっていたら、+1,000,000円
照明、音響などの機材含め予想では+1,000,000円
ざっとここまでで 9,500,000円
占い師報酬鑑定の半額で、12,625,000円
広告費と著名人を遣ったのであれば、予想では500万円くらいを遣ったか?
中身を見ていないので、もっと少ない可能性はありますが……。
ここまでで分かるように、採算は取れていない。
あくまでイベントでは。
ただし、ユーザー情報を取れていたのなら、それは別の話。
電話占いは1件獲得で3000円とも5000円とも言われているのだから
151,500,000円~252,500,000円という効果。
1割を獲得しても1500万円分の効果だから、悪くないのか?
でも、これは景気の良い時に実施するにはいいだろうけど、会社の状況が悪い時には非常にリスキー。
占い師の数から判断すると、50500人の来場があっても、鑑定を受けたのは30000人いけばいい方だろうか。
300人×30人×3日=27,000人
300人×50人×3日=45,000人
これまで順を追って進めてきた割には、このイベントは広告で明らかな失敗が目につく。
特にツイッターの効果は、もっと出せたというのが正直な感想。
どこに結び付けたいのか?そこが私にはよく分からない。
私も雑誌展開を動かすと同時にイベントを検討しているが、占いフェスのやり方は弊社では怖くて無理。
売上の50%を占い師にバックする、かつ、交通費負担という弊社のスタイルを入れ込むと、費用が膨れ上がるため、交通費をねん出する策を練らないと無理。
また、ターゲットの幅が広すぎて、きちんとした目的にあった層を狙っていかないと無駄なお金を垂れ流しただけで終わりそう。
ちょっとここは再度検討し、うまいやり方を考えてみたいと思います。