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幸せの逆位置へ走り出してしまった者たちへ

私がやる占いは、宿命と運命という概念と陰・陽の考え方がベースだ。

簡単に解説すると、宿命とはすでに決まっているもの。運命とは選択で変えることができるもの。

では悪い宿命を変えることはできないのか?と考える人もいるだろう。

私は宿命自体に良いも悪いもないと思う。宿命にも陰・陽が働いていて、たとえば力があるというのが宿命だとすれば、その力を良い方向に発揮するか、悪い方向に使うかは人により異なり、どちらに使っても、力が働いたという結果をまねくわけだ。

じゃあ、どう判断すればよいかと言えば、その人の状態を見ればわかる。

私はYouTuberとかは詳しくないが、先日、犯罪を犯したYouTuberの生年月日が載っていたので観てみた。
私は、彼が離婚することになると思う。宿命にははっきりとした別れの星を持っていたわけではない。
ただし子どもの位置に孤独という象意がある。そして、自分自身の位置には傷つけるという意味合い。

これから先に待っているのは、彼は子どもとの別れだろうと思った。
別れるとか破壊の星ではないにせよ、自分が傷つけた結果の孤独ということ。もとは彼のタイプは次世代に繋げる役割で、家系を継続させるタイプだ。そうした役割を彼自身が傷つけて、その結果の孤独というのは、子どもとの別れになるだろう。

結果、こういう形にはなっているが、ほんとうは防ぐことができたはずだ。
彼が他人を傷つけるリスクを自覚していたのなら、今回のような犯罪も思いとどまったのかもしれない。
けれど、彼は成功する宿命の階段を踏み外してしまった。今進むのは、幸せの逆位置への道だ。
悪いことをやったから、こうなった。でも、彼の人生はここで終わりではない。

幸福の逆位置へ進む中で、もう一度選択がやってくる。
そこで彼は正しい選択をできるかがカギになるが、齢50を越えた彼がそこで真っ当な答えを出せるのか?

幸福の逆位置を歩んでいる人は、徐々にそれに慣れてしまう。悪いことが悪いと思えなかったり、人の成功を妬み、他人の幸せを喜べないようになるだろう。ネットの中でなら、自分だとバレないだろうと、甘い誘惑にかられる。コロナ禍で石田純一が同じようなバカを繰り返すように、本人は何も悪いことはしてないと思うのだ。心が満たされない、幸せではないと感じるから、それを満たすために取る行動が、問題行動になる。

彼が今回犯罪被害者の子と同じ年齢を迎えた自分の子と真剣に向き合えるか、それが真っ当な答えを出せるかのカギになるだろう。

向き合うチャンスが来るのなら、彼の子は女の子のはずだ。彼にとっては、針のむしろの上をはだしで歩くような心境だろう。けれど向き合わなければならない。

もう一度人生をやり直そう。真っ当に生きようと思うのなら、そうしたことにも耐え、彼は幸せの逆位置をひっくり返すことができるはずだ。

引用:チャット占いUranow(ウラナーウ)と電話とチャットでウラナッテな日々

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