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占術の当たる当たらないは、とどのつまり未熟さという結論に行き着く。

どの占いが当たるかとか、どの占術は当たらないとかいう話は、お客様からも占い師からも耳にすることがある。

でもね。それは結局、占いをする占い師のスキルの問題で、未熟さの現れだということを聞かれたら答えています。

だって、結果は1つしかないのに、占った結果が占いにより、AにもBにもCにもなるなんておかしいでしょ。
前にも似た内容を書いているから、そこにはこまかく今回は触れない。

今回は複数の占術を扱う占い師についてです。
年配の占い師は別として、歴が10年未満の占い師が複数の占術を増やしたのに、なかなか結果を出せず伸び悩みがある人は案外多いです。ひと言でいえば、どれも中途半端。たとえば20分の占い時間で、手相にタロットに推命にとやってしまったら最悪です。相談内容に応じ、複数を使い分けることはあっても、話がもたずに複数の占いをやる人は案外多いものです。

いろんな占いができて凄いんだぞ!って威張っても、まともに悩みを解決できなければ、まったく意味がない。
まずは土台となる占術を作ってから、次を進めるべきです。

いろいろ手を出して、何を使えばわからなくなったら、ひとつのテーマをそれぞれの占術で占ってみて、実際にデモをしてみると、本人の適性が分かります。同じことを占うのだから、結果は変わるはずがない。占っているのが他人なら、観ている期間がそもそも違っていて、過程を観る人、最後の結果だけ観る人で答えにはズレがでる。けれども同じ人物が同じことを占うのなら、観ている地点にズレがでないはず。

そこで結果がズレているものがあれば、それはきちんと習得できてはいないということだし、結果が同じものでも、実際にデモをやってみると、どれがスムーズに鑑定できているかの違いが分かるはずです。まずはそこでスムーズに鑑定できているものを中心に鑑定で実績を積むべきです。

私はこれが好きといっても、好きじゃない方がお客様にとっては分かりやすいというケースもあります。対顧客という観点を持っていれば、お客様が満足・納得いくものを使うべきだという当然のことを理解できるはずです。でも、私は好きなものをやるという方は、それは趣味でやればいいんじゃないでしょうか。そもそも当たらない、不満足なサービスを提供するのは、プロとして失格ではないかと私は思いますね。

いくつかの占術のデモでは、スマホで自分の鑑定を録画してみて、見比べてみる。比べてみれば、お客様の視点や立場になった物の見方ができるだろうし、そこでどれがスムーズかに気付くはず。まずはそれをベースにリピーターが取れるレベルまで持っていくのが良いのではないかと感じます。

いろんな占術の知識を入れるのは、自分の占い師としてのスキルの幅を広げるのには有効ですが、土台がない状態ではやるべきではない。同じ理系でも、数学的なアプローチが得意な人と科学的なアプローチが得意な人には違いがあるわけで、試験では点数を取れるものを軸にした方が成果を出せます。そこは好き嫌い関係ない。

たいていの場合、正しい答えがでないのは、占術に関する自分の思い込みが問題なんだと感じます。間違っているものを正しいと思い込んだままやっている。正しい答えがでるわけないのに、自分の占いは正しいと肯定してしまう。東大に入るくらいの頭の良い人ならまだしも、そうでない人がなぜ自分が正しいと思えるのだろうか?経験やこれまでの人生で成し遂げたもので、誇れるのもがあるなら仕方がないだろうけども、そんなに誇れるものがある人って少ないのでは?

先日、占い師応募に他社のチャット占いを立ち上げた実績があるという方が応募されてきた。立ち上げたから精通しているのだというロジックなのだが、そもそもそのサービスはすでに出ているものをパクったもので、そのサービスの立ち上げる前には、その会社の人間が私のところに情報収集にやってきています。そして、パクった後は占い師募集ができずに、私のところから引き抜きをやり、それをブログで書いたら、名誉棄損だってそこの社長は弁護士経由で書類を送りつけてきましたね。間抜けな言い分は取り合わないことが分かると、電話で話し合いをし、もうそういうことはしませんといいつつ、部下にシレっとやらせる。それを指摘すると、部下が勝手にやりましたと。ここは元ホストの集まりだということを知っていたし、弊社からすれば約束も守れないし、妨害行為をするわけですから、不正企業なんですね。そんなところの元スタッフが、どの面さげて、応募してきたんだと思いましたね。しかも占い師に応募するんだから驚きです。

占いに対する向き合い方は、お客様に対する向き合い方だと同じだと私は思うので、素直に正しいものを吸収し、思い込みを訂正していかないと、お客様に対してもそれがでるんですよ。

「自分はちゃんとやったのに。お客様の反応が悪くて・・・。」

こんな言葉を平気で言ってしまう人がいますが、ちゃんとやったというのは、何を基準にしているのか?思い込みのままやったのがちゃんとやったと言えるのか?明らかに違うから、反応が悪かったのではないか?
こうしたことをひとつひとつ塗りつぶしたうえで、そうした発言をするべきではないかと思います。あくまで私の意見ですが。

仕事は結果がすべてで、言い訳が一切通じない世界もあります。
占い師もある意味、そういう世界に近づけないといけないのではないでしょうか。

そりゃあ、人間だから失敗もあるだろうし、まったくお客様とかみ合わない場合もあるでしょう。
けれども、そうであっても、自分ができるだけの努力をするってことが大事で、自分のエゴや考えを押し通すような鑑定は努力と言えないと思うんですよ。

会社によって、いろんな考え方があるわけですが、マリーシェルではこれまでの記事で問題があると書いた点を修整しようとしない人は受け入れません。お客様に誠実に向き合うという占い師がいる中で、そうした方がいる状況は他の占い師の評判にも泥を塗ることになり、迷惑です。そして、お客様にも失礼に当たると思います。これまでサービスを満足されてきた方々が、ガッカリするようなことはできるだけ内容にしていきたいと思います。

引用:チャット占いUranow(ウラナーウ)と電話とチャットでウラナッテな日々

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