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占いのプロが無料占いでお客を集めても・・・

占いの店をやっていくうえで、お客様を集めるためにいろんな工夫をするのだけども、誰もがやってしまいがちな販促が“無料占い”。

一見、お客様を集めるにはいい手法に見えて、実はそうではないんだなこれが。

ターゲットをどこに置くかでも、そうとは言えないケースも出てくるのだが、店の収益基盤となるお客様を考えると、不良客はいらない。
不良客とは、いわゆるクレーマーや鑑定時間を過ぎても、居座り続け会話をする人。

鑑定士側にストレスを与えるだけでなく、他のお客様にも迷惑がかかる。

マリーシェルは、首都圏の占い館の中でもぶっちぎりでリピート率が高い。このリピート率の高さは、客質の良さによるところも大きいと思う。

うちはお客様=神様だなんて考えはない。みんな同じ人間であり、そこで上下関係はない。迷惑客が出れば、その場で帰ってもらう。別に当店を利用してもらわなくてもいいのだから。無理にそこで利益を取ろうなんて思わない。

基本的には、お越しになったお客様の問題や悩みをしっかりと解決できるかが大事で、それができれば自然と口コミや紹介でお客様は回るはずだ。

無料キャンペーンをやるとなると、対象者以外に不公平感が高まるし、既存客を大事にしているとは捉えられないだろう。自分の悩みや問題を解決できるのであれば、5,000円でも10,000円でも高くは感じないはずで、無料占いをやってしまうと、それだけ低レベルなサービスしか提供できないと思われ、その価値を下げることになる。

100円でも、500円でも支払いがあった方が、お客様に関しても気兼ねすることなく利用できると思う。

プロをうたって無料占いを打ち出すのは、Twitterでも見られるが、それやる意味が見いだせない。練習を除いて。

駅ビルのアトレに入っていると、お客様の多くは5,000円、10,000円とそれなりの買い物をしていることに気付く。そこで逆に1,000円や無料のサービスを提供したら、その価値を疑われることになるだろう。

前に記事にした 悪魔の占いフランチャイズ。
こういうところはおそらく無料占いとかをやってしまうだろうね。きっと。

お店を運営していくうえで、大事なのは個々のスキルアップだと私は思う。
ひとりひとりにお客様が付けば、ブランドや品質を損ないかねる戦略は取らないで済むから。

スキルアップを個々にさせるなら、占い師の鑑定で何が足りないのか?どこを改善すればいいのか?を提示して、気付かせる必要がある。だから、マリーシェルでは適宜面談をやったり、デモ鑑定を暇を見つけては取り入れている。

自動車の販売会社とかだって、毎日営業行く前に、営業マンはロープレなどで練習をしている。
占い師も同じで、他人の目で何が足りないかをチェックし、そこを修整したり、カバーするようにしていかない限りは、スキルアップは不可能だし、お店がただのレンタルスペースと一緒になっちゃうよ。

リピーターがいないのなら、そこから始めるべきだし、1つの気づきで一気に流れを掴むことだってある。
だから、マリーシェルでは採用の際にも、自分本位であったり、他人の話を聞けない人は、ここ最近ずっとお断りしている。
口だけ達者でも、結果が出てないなら、お互いに不幸になるのだから。

引用:チャット占いUranow(ウラナーウ)と電話とチャットでウラナッテな日々

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