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頭の良い5%の占い師がチャット占いでやることとマリーシェルの目指すビジョン

他社で活動しているという占い師からUranowへの応募があった。
他社では、人気ランキングに入っているとかで、それならなぜうちへ?という質問をしてみた。
全然お客様が来ない日が増えていてと。

えーっ!!!!

さっき、人気ランキング入ってて、いかにも自分はできる子アピールしてたよなと思いつつ、うちはプロ占い師およびそれに相当するスキルを持つ占い師のみを採用する方針でと説明したところ、プロアピールが半端ない。そこでリピーターはどれくらいいますか?という質問を投げてみた。すると10人くらいだという。で、待機しても入らないと?リピーターの定義が私とはそもそも異なるのかもしれない。それに待機すれば、お客様が来るという他人任せな発想が、この人完全に”ウレナイ師”だと感じさせた。

Uranowでは、客寄せのための数だけ集めた占い師みたいなのはいらないんです。他の会社はよくやりますがね。それやると、不良客を拾いやすくなり、サービス全体の質が下がるため、成長曲線を描けない。もう薄々気付いてもいい頃だとは思うんですが・・・。

チャット占いの場合は、対面よりは手軽なのでお客様の流れる数が多い。対面では、人が流れていなければ、ゼロ覚悟ってこともあるから。
そんな中でサービスを複数登録すれば、売り上げを上げられるって発想をするんだが、これは実証結果から言えば明らかな間違いであることはかなり昔に伝えたことがある。

理由としては、新規登録後だけ特別枠で人が集まるが、その後は人は平常に戻る。そして、サービスを増やした結果、あの占い師どこにでもいるけど、そんなに人気ないのかねという噂が立ったり、複数サービスを利用するお客様から見切りを付けられる。つまり、自分でブランドを下げているということなんだが、そこに気付けない。

頭の良い5%の占い師はそんなことは当然起こりうることを知っているから、そんなことはしない。Uranowからの天下りを狙ったりする者もいたりする。マリーシェルでは、これまで4ブランドを管理しており、そこからの実証結果が、絞り込んだ方が売上げは上がるという結果で、46人中40人が絞り込んだ方の売上げが上がっている。約87%という結果からはどっちが得かは明らかなのだが。集計期間を変えれば、この数字は異なった結果を示すだろうが、3か月や半年で比較しても仕方がないと個人的には思う。

頭の良い5%の占い師は、基本的に努力家だと思う。みんな最初はゼロスタートで、そこからお客様を積み上げている。個人でもやれる。でも、組織でやる理由は、そこで客を集めやすいということではない。占い業界の歴史を振り返れば、昔から個と組織が存在しており、TVなどでの占い師の不祥事のたびに、個がジリ貧になっていることを知っていたりする。安全・安心を問われる環境になった時に、新規が集まらないのは、先細りを意味することに気付く。また、サッカーでいうレアルマドリード、日本の野球でいえば巨人のようなスター軍団のような組織は占いには出ていないが、それが生まれれば一極集中するだろうという考えが浮かぶ。すると、個と組織のどっちが伸びしろがあるか?を損得で考えると、短期では個かもしれないが、長期では組織だという答えにたどり着く。趣味のような形でいいというなら、個の方が気楽だと考えるだろうけども。

昨年後半から、Uranowを含め、マリーシェルにキャリアのある方の応募が増えている。コロナ禍で、個で活動していた方が活動の見直しをしたこともあるんだろうが、そこで幾人かが口にしたのが、将来性。

5%の頭の良い占い師は、やっぱりわかっている。
マリーシェルが以前発表した計画どおり、首都圏の駅ビルを寡占する状況になれば、リアル店舗の利用客だけでなく、ネットサービス客もすべて集中してしまうだろうと。1駅で30万~100万人にリーチする広告を打っているようなもので、ネットで同じだけの広告を張ろうとしても、3ヶ月は持たない。逆にネットサービスを利用したお客様がマリーシェルの対面店舗を利用すれば、すべて顧客が奪われることになる。マリーシェルの領域外となる、田舎のお客様しか相手にできないサービスでは、どうにもならない。大都市圏でアプリサービスの課金者の80%を占めている現状では、それではサービス運営が成り立たないと。

ゲームアプリは、アプリやネットだけの戦略でうまくいった。けれども、占いではそうはいかない。

マリーシェル占い館がコロナ禍OPENで、その失敗を願っていた会社が多いだろう。けれども現実はコロナ禍OPENでは、唯一生き残った業種になったことを証明した。これからは完全に詰将棋の状況だ。主要駅に店舗を1つずつ増やし、そこでイベントを打つ。広告塔となる店舗が増えるごとに、変なサービスは1つずつ消えていくと思う。

リモートが増えたから、そんなことにならないという考え方もあるだろうが、それは現実を見ていない。リモートが増えるごとで、出社する人間の負担が確実に増えている。つまりストレスがこれまでよりかかる状況にあり、それは占いを利用する機会が増えることにつながる。

私はこのビジネスモデルは海外でも通用すると考えている。占いには国境はない。
日本で完成させたら、海外に出る。北米でも、中国でも、どこで初めてもいい。競合となるものは見えないし、いてもこのビジネスモデルには太刀打ちできないはずだ。アプリ領域で、1件当たりの単価が3倍~10倍違ってくるというのは、大きなアドバンテージだ。それだけリアルからの引き込んだユーザーの質が高い。(実際にはアプリ利用者が本来の占いサービスの料金を支払っていないだけなのだが)競合はアプリ決済上の数字しか追えないから、リアル店舗での支払いでアプリ利用の数字を追えないから、恐怖でしかないと思う。見かけ上、そうでもないサービスなのに、実際には圧倒的に負けているという状態を感じるだろう。

マリーシェルでは、これまで投資家の支援は一切受けていない。海外を狙うためにピッチに一度挑戦したが、まずは日本を固めろと言われ、うまくいかなかった。けれども、これから3つの店舗を首都圏主要駅で展開した時には、たぶん見方が変わるだろう。1億円の投資が100億円に化けるようなものは、なかなかない。でも、この領域なら世界で展開可能で、100億円以上のリターンも可能なんじゃないかと思えるだろう。特に中国系の投資家は、富裕層が占いにかける金額が日本の10倍以上であることを知っているし、それ以上のリターンの可能性も考えるだろう。

私が考えるマリーシェルの計画・将来像には今のところ変更はない。アプリを通したリアル占いというのは、過去にモデルをパクられたので、今度はパクれないものを用意した。たぶん、真似して店舗を計画した会社もあるだろうが、無理だと自覚しただろう。だから、これからもその点は心配がないし、こうして発表しても何ら問題ない。

正直、どこまで実行できるかは、自分でも分からない。でも、Uranowやマリーシェル関連の占い師の収入が、プロにふさわしい数字にすることはおそらく可能だろう。ゲームアプリのような低単価モデルを脱却させ、高付加価値のあるサービスをそれに見合う料金で提供するのだから。

Uranowやマリーシェルのブランドを背負う占い師には、それに見合うものを提供すべきだと思うし、投資家が参入する段階ではその原資を確保するために、株式会社に変更をするつもりだ。投資家入れるのは面倒だから、ずっと今のままでいく可能性もある。その場合でも、マリーシェルの子会社などを立て、そちらで株式を発行するなどして、所属する占い師の将来の不安を消せる対策をしていこうと思う。占い師には年齢での引退はないから、所属占い師とは、生涯付き合っていくつもりだから。

私の話は、冗談半分に受け取ってもらって構わない。実現しなければ、それは冗談と変わらないのだから。
でも、私は本気で進めているし、みんなが無理だろうという占いを駅ビルに出店させるという計画も実現させることができた。
マリーシェルや私が同業他社と何が違うかと言えば、具体的なビジョンが明確にあり、それを実現させる実行力があることだ。
元々、サラリーマンの私には資金力があるわけではないし、コネがあるわけでもない。しかし、占いの世界を誰よりも精通しているし、新しいものを想像することには長けていると思う。そして、何よりも仲間に恵まれている。
私だけではハンパに終わることでも、占い師やスタッフなどの力を借りることで、完成させることができると思っている。

すべてをマルにする会社、それがマリーシェルなのだから。

引用:チャット占いUranow(ウラナーウ)と電話とチャットでウラナッテな日々

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