モラルという概念自体がない人に、モラルを求めても無理だ。
マリーシェルでは、過去何度もモラル論争が社内で挙がった。
そもそもモラルとは、三省堂さんのWEBで調べると、
道徳、倫理、良識というものを指す。
占いサービスを展開するにあたり、占い師としてのモラルが当然求められると考えていたのだが、占い師にモラルを求めるのは無理だという声が挙がる。
その意見では、モラルがある人がいないわけじゃない。けれども、モラルのない人が圧倒的に多すぎる世界だという意見。
モラルのない人が、普通に受け入れられる。これってほかの業界ではありえないだろ。
そもそも、これまでの占い会社の状況を見れば、モラルのかけらもないのはわかるだろ?という声。
占いのアプリ制作会社が、テキストそのままに占い師とサイトデザインだけ変えて、アプリを量産するなどの問題があり、アップルなどからアプリの全削除、アカウント停止ということが起こったこともある。
広告表現の問題で、紙面NGが続いたこともある。
占いを教える側の団体などのTOPにいたっても、浮気・不倫・離婚を繰り返すような人物が、まともな恋愛を占うことができるのか?という指摘も入る。
こんなモラルの欠片もない世界で、どうしてモラルという発想が生まれるのか?
昔は、師匠と弟子のような関係の中で占いを教えられる中で、占い師としてのモラルを守らない人材は働く場がないというものがあったのかもしれない。もちろんモラルの欠片もない人々は、その時代もいたのだろうけども。
けれども、企業がひとつの市場を作るという流れが生まれ、モラルよりモウケに走った結果、モラルなき人々でも生きられる低俗な世界が生まれた。
今はその環境がさらに変化し、モラルなき人々が普通のように映る世界で、モラルを求める人に逆に違和感を覚える時代のようだ。
でも、マリーシェルとしては、モラルのある占いサービスをやりたい。
お客様はモラル云々を考えてサービスを利用するケースは少ないだろう。当然あるべきものと思って利用するだろうから。
モラルなき人々の中で仕事をしたら、毎日地獄だ。
・著作権や肖像権の侵害で権利者からバンバン連絡くるだろうし
・出会い系利用のようなことをやる輩も出てくるし
・SNSの裏垢で人気占い師の妨害をするようなケースも出てくる
まさにカオスだ。
こんな無法地帯のような状況を生むサービスが、自分の誇れる仕事かって考えると、それはないな。
だから、他はどうかは知らんが、マリーシェルはモラルあるサービスを展開し、モラルなき者は受け入れない。
当然、占い師は審査でモラルチェックを行い、ふるいにかける。何度もやり取りし、技術審査を行えば、ヤバい奴は外せる。
モラルのある占い師は、モラルのない人々の中では苦痛しか感じなくなるし、そうしたモラルなき人が起こす問題の矛先がいつ自分に向くかわからない不安が生じてきて辞めてしまうだろう。
モラルのある占い師の受け皿である、マリーシェルがそこにあれば、ちゃんと占いをやっていきたい占い師が参加できるようになるし、徐々に占い師側だけじゃなく、お客様側に関しても制限していくことで、ストレスなく仕事ができる環境が作れるんじゃないかと思う。
引用:マリーシェル|チャット占いUranow(ウラナーウ)と秋葉原・吉祥寺の占い館