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霊感タロット。この言葉を使う人は、いいお客様がつかないって知ってた?

占い師応募では、占術を書かせる項目があるのだけども、そこで”霊感タロット”と書いてくる応募者が結構いる。

“霊感タロット”

タロットよりも凄そうって思うかもしれないけど・・・。
審査と数字を見る人間からすると、すっごい中途半端な人。
まず言えるのは、タロットの知識はほぼない。 知識があるようにひけらかすような人もいるけども、ほぼ見せかけだ。

そして、霊感があるかっていうと、実際どうなのかわからない。
霊感・霊視などができる場合は、パフォーマンスとしてタロットを使うことがある。
別にパフォーマンスだから、タロットの知識がなくても、鑑定ができるならいいんじゃないと思うね。そこは。
霊感・霊視って打ち出すと、怖いという印象を与えるから、それを緩和させるためのタロットという役割で。

でも、案外そうした人は、霊感タロットとは言わない傾向が強い。
どちらかというと霊感もない、タロットもできない、そんな人が霊感タロットをうたう。

実際に鑑定をやらせてみると、すぐにわかる。
カードもきちんと出ていなければ、こちらに話を合わせているふうで、無口な私を相手にすると鑑定が止まる。
20分鑑定のサンプルをやってもらって、7分で終わるって・・・。
13分の空白を埋めることができないあなたがプロといえるんですか?
心の中でいつもそう口ずさむ。

霊感・霊視に関しては、別にダメだとは思わない。 でも、それ名乗るなら、きちんと目で見える形で証明してからならね、と伝えている。

だって、フェアじゃないもの。
お客様に対して。

そもそも占いって聞くと、訳のわからないものって見方されることがあるし、そこでさらに訳わからんこと言ってる人がいたら、完全に狂ってると思われるでしょ。

霊感タロットを名乗る人のお客様傾向を見ると、まともな優良顧客がほぼいない。
完全にスピに傾倒してる。いろんなところをグルグルしてるような感じで、本人と同じような人しか利用しない。

つまりは、こうした人を集めてしまうと、魑魅魍魎の集団が出来上がってしまうんだ。
変な人と会うと私は疲れる。
一瞬、面白いけども、すぐに面倒だと感じるようになる。

これまともなお客様でも同じこと思うよなと考えると、変な人は視界にいれない方がいいなという結論に至る。
”太陽を直接目で見て、運気のエネルギーを充電した” とか、おかしなことを言う人もいたりする。

知り合いとしてなら、おもろいからいいのかもしれない。
けども、仕事を想像すると大変だ。 たとえば、店では1日の会計が合わないってことがたまにある。
レジの打ち間違いや釣りの渡し間違えとかはある。
そこでこうした人のミスが翌日分かり、その人に問い詰めた時のことを想像してみよう。

『例の件は、霊のしわざです』って、平気でいうだろうね。

おいおい、お前のせいだろって言っても、 『カルマの影響かもしれない』って言うんだよ。きっと。

じゃあ、カルマを取り除くために、交通費支給ナシにするかって言うと、 『えっ、カルマとか関係ないじゃないですか。契約で交通費アリになってますよ』とか言い出すんだ。

おいおい、いきなり現実世界に戻ってきた感じだな。
やっとここから問題に対する議論ができるようになる。
こんなこと毎回やってたら、こっちもくたびれてしまうよ。

霊感タロットから、話がぶっ飛んだのでそろそろ戻す。

霊感で勝負できるなら、それでいけばいいし、タロットで勝負できるなら、タロットと書けばいい。
自信のないものを名乗っちゃダメなんだよ。 霊感タロット。

これから面談に来る人がそう書いてあるんだよね。 今回の記事のような人なのか、あるいはまっとうな霊感タロットの人なのかはわからない。
もしかしたら、霊感とタロットと書くべきなのかもしれないし、店としては、うれないしの募集じゃなく、占い師の募集をしているわけで、ちゃんとした人に会いたい。

たぶん、霊感タロットと書く人のほとんどは 直観も働かない、0観なんだと思う。

引用:マリーシェル|チャット占いUranow(ウラナーウ)と秋葉原・吉祥寺の占い館

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