占い館の比較サイト。
これが店側の宣伝には何もならず、逆に怪しい店、キモイ占い師という印象を与えてしまっているという現状があります。
本来、比較サイトは利用したいサービスを見つけるための情報として活用されますが、占いにとってはそうなっていないようです。
弊社の占い館では、店を知ったきっかけを毎回ヒアリングしていますが、そこでは比較サイト経由というのがほぼ存在しません。
もちろん比較サイトに乗るとキモイイメージが付くから、企業系のところを中心に削除させているということもありますが、首都圏の他店でも比較サイト経由というのは、ジプシーと言われるお客様で、まっさらなお客様がそこを利用することはないようです。
地方の占い店舗の状況は正確には知りませんが、首都圏の情報はそれなりに精通しているのではっきり言えます。
掲示板などは、占い師しか見ない・書かないという状況でしたけども、占い比較サイトも同じ状況です。
首都圏で占い店舗をやっているところで、まったくお客が来ない日が続くという状況が発生しているところがありますが、そもそも比較サイトに掲載されているデメリットが問題なのかもしれません。
比較サイトで紹介されるというのは、検索でいえば本来店側が出したい情報が、そのサイトのせいで出ないということになりかねません。
弊社店舗のユーザーヒアリングからも、占いは怪しいイメージが多いが、マリーシェルはそれらとは違い、入りやすいという印象があるため、利用したという声が初めて占いを利用するユーザーの75%を占めています。
こうしたことから、現状の占い比較サイトに関しては、営業妨害以外の何物でもないと私は考えています。
ひどいところだと、google口コミをそのまま比較サイトに乗せるのですが、googleでは☆5なのにそのサイトでは☆4に変えられ表示されます。
これ占い師のみなさんが大手という企業がやってることであり、こうした詐欺行為に弊社は加担するつもりはないので、削除依頼を行っています。
googleの検索アルゴリズムの改定がかかるたびに、それでいろんなサイトが乱高下しますが、よくよく考えれば現状の占い比較サイトがgoogle口コミをそのまま載せていることは、google側でも検知するはずで、そこ対処されたらペナルティが発生します。つまり、比較サイトだけでなく紐づく占い師側や占い店舗のサイトにもデメリットになるのではないかと私は考えています。
長期で考えれば、確実に沈む橋に乗っている状況。
本来、占い師ならそれを自分で鑑定してみれば、いいか・悪いかを判断できるはずなのですが、みんなまともに占いできる人がいないのかもしれないと私は思ってしまいますね。
先日、大型商業施設から出店依頼が入りましたが、その施設の系列にはすでに別の占い店舗が入っている。入っているのに、弊社に依頼が来るというのは、かなりイレギュラーであり、それが意味することは、そこがダメだということが明らかです。
占い店舗は気にならないかもしれませんが、商業施設側は魑魅魍魎のような集団が集まるのは好ましくは思わない。
占い館の比較サイトを見れば、そうした魑魅魍魎に映ってしまうし、メリットは何もないわけです。
むしろ粛々と店を真面目にやっていて、徐々に数字が伸びてくれば、商業施設などではきちんと評価してくれます。
1つの施設での評価やうわさは、競合も知るところになり、どんどん横につながってくるのです。これからくりがあって、商業施設ではファッションやネイルなどのメジャー店がさまざまな施設に入居するから、各店の情報は店長の移動などで、それぞれ知ることになるわけです。
あそこは売上が安定してる、いつも人気などそうした情報が店舗から施設側にもたらされるから、自分の施設の店との比較ができます。
だから、今回、うちに出店依頼の話が来たわけで、気持ちの悪い店と好感の持てる店のどちらを選ぶかといえば、世間では好感の持てる店を選ぶわけです。
最初は1日1人しか来ないかもしれない。
けれど、その人ひとりが知人を紹介したり、口コミをgoogleなどに書いてくれることで、お客が増えていくのです。そもそも、なかなか占いの紹介をしてくれる利用者はいません。
悩んでいて占いをやってるなんて知られたくないとか、周りの目を気にするので。
そうした状況があるのに、紹介や口コミをしてくれるってのは、とても貴重です。
ほんと地道な作業で、毎日コツコツとやっていくしかないのですが、その積み重ねが大事で、ある意味それが信用や信頼を築いているともいえます。
私が店に立つときは、毎回店頭に立ちます。雨の日も台風の日も、いつもいます。
いつも店頭で同じようにやっていると、そうした姿を認識するユーザーさんがどんどん増え、気になる人が出てくるわけです。
その日はなかなか成果がでなくても、その日に気になった人が別の日に利用してくれることもあるし、自分のお客様にならなくても、それはお互い様であり、他の占い師が声がけした人が自分に来てくれたりもします。
みんなでコツコツとやっていく。
これが数字もそうだし、目に見えない信用や信頼を築いていくことにつながってくると考えています。
お客様が増えてくると、いつも店頭に立つ姿をずっと気になってたという方が結構います。
最初は占いやったことがないから入りにくいなと思ったけども、ここなら大丈夫だと思ったと言ってくれる人が多いです。
マリーシェルなら大丈夫。
こうしたイメージを広げていくことで、より多くのお客様を集められるようになり、占いに対するイメージも少しずつ変わってくるのだと思います。