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客単価を上げられない占い師。その原因と対処法。

広告会社の情報では、チャット占い系アプリでは低すぎる客単価が問題になっているらしい。

でも、それは電話占いでも、対面でも同じことだ。
原因は、一言にスキルの問題であるんだけども、スキルの問題を分解すると、何個かその問題がある。

たとえば、師匠についた方、講座を受けて占い師になった人の場合。
・師匠の経験のなさがストレートに出る。
占いを完璧にできるLV100の人と、習って1年のLV20とでは、大きな差がある。そこには経験も知識も、実戦の積み重ねで得られるものなどもあり、そもそもLV20では教えるには不適切なのだ。でも、そういう人に習ってしまうと、そもそも教えられていないことがたくさんありすぎて、現場で客単価を上げるなんてのは無理。

・現場でリピートが作れていない人に教えられる。
書籍を何本を書いてて占い業界では著名な占い師だという人も、このパターンは多い。書き物と現場は違う。
自分がリピートが取れていないのだから、それを教えることはできてない。
これは占い師のプロデューサーを語る連中も同じで、彼らは虚偽の塊であって、ほかには何もない。

これ以外にもいろいろあるんだけども・・・。
うちの店の場合は、2店舗目で価格を3倍に上げ、客単価増に成功した。
けれども、これを他でやっても無理だと思う。

短い鑑定で低額サービス。これは誰でもできるけども、それを時間を倍にし価格を3倍にしてみると、みんな躓くことになる。前者と後者では占いといえども、まるで同じものを提供するわけではないからだ。だから、それらのメニューを併用でやる場合、前者しか取れない占い師がでてくる。

時間が倍になることで、タロットに手相を加えるとか、別のテーマを占うとか、そうしたことしかできないと躓き、うまくいかない。どちらかというと、これは量を増やした感じだけども、質を増やさないとダメ。

採用する側としては、
自分の占いを過信してる人は、こうした変化をつけることで、ふるいから落とすことができる。
基本、自分はすごいと勘違いしてる人が多いので、こうした現実を目の当たりにさせないと、いつまでも勘違いが続く。

2店舗では、一番下のメニューが3倍の料金で始まるが、すでにそこに慣れている状況でスタートさせたから、まったく問題はなかった。次は、3倍の料金から、さらに1.7倍に引き上げることをやっていく。

数字だけの話をすると、誤解されるので、ちゃんと解説すると、
1.Aということを質問して、その結果を返す鑑定、これは誰でもできるし、時間はかからない。
2.Aということを質問して、その結果を返すだけでなく、対策を伝える、これは前1よりも時間がかかる。
3.Aということを質問して、その結果を返すだけでなく、対策を伝え、問題解決ができると確信するまでやる、これは前2よりももっと時間がかかる。

うちは3をやっていくと考えだから、それに必要な時間をとれるようにする必要があり、そのために数字の引き上げが大事になる。
観光地の占いは1でよいのかもしれないが、うちのターゲットは”働く人”であり、経営者。
経営者の場合は、仕事でピッチのような機会も多いから、上記1で済ませたい人もいれば、上記3でじっくり知りたい人もいる。だから、3をやっていくけども、1も2も臨機応変に対応できなくちゃならない。

それをイベントを教育の場として利用し、普段対応しない短い鑑定の機会を作っている。
以前こうしたイベントでは、1000円のお試ししか利用しないという人がほとんどだったのに、今では通常鑑定が増えています。

質を高めるサービス提供ができるようになったためであり、個々の課題をそれぞれクリアし成長した跡が見られます。

大事なこととしては、自分よがりな鑑定をしないこと。
これが何より重要で、お客様視点での鑑定をするということが大事です。
自分よがりじゃない、お客様視点とは何かというと、相手に合わせて、相手に伝わるように具体的な話をしていくということです。たとえば、カードで〇〇が出ている、今は〇〇星が出ているから、〇〇だ。これではダメなのです。だから何?となってしまいます。それらの結果をお客さまの情報に当てはめて説明をしていく。こうした鑑定にならないと、ダメです。

チャット占いで単価が下がる問題も、時間や文字数を気にしてこうした部分をおろそかにしているからであり、本来お客様の情報を当てはめるのであれば、お客様に対してはそれなりのヒアリングをしたうえで、鑑定に反映させるべきなのに、それをしないから、必然的に単価が下がることにつながります。

弊社が質を高めることができたのは、できてる人の鑑定を間近で体験することが理由であり、わからないことをその場で質問できる環境があったからです。チャット占いや電話占いでは、自分だけの環境で、なかなか他人に聞ける体制を敷くことができませんが、弊社ではいつでも質問を受け付けるようにしています。

やる気がある人は質問するだろうし、そうでない人は当然そのまま。そもそもやる気のない人に説明をしても、無駄なのでやる気のある人が成長すればそれでいいのだろうと考えています。学校ではないから、一律にどうこうというのは社会に出たらありえません。努力するかどうかはすべて自分の選択です。

質の高いサービスを提供できるようになると、自然と仕事が回る流れが生まれます。 弊社は営業らしいことをやってるわけではなく、入ってきた案件を精査して、価値の高いものだけを受けています。
いつまでも誰でもできるものだけをやってても、本人のブランド価値が上がりはしません。

本来は、質の高いサービスを提供する場に身を置くことで、自然と学びを得ることができます。
それらのサービスを提供する人の考え方や行動が、今までの自分の普通とは違うことを自覚することができるためです。
そうじゃない場では、それに気づくことができず、自分を肯定することができ、満足するかもしれませんが、現実と理想のギャップに悩まされることになるはずです。

結果が出ない時には、先輩からとりあえず言われたとおりにやってみる。それがうまくいかない場合もあれば、うまくいくこともあります。うまくいく場合は、その体験を通して自分で何か気づくことがあるはずです。うまくいかない場合は、自分に合わないと決めつけるのではなく、うまくいかない原因を先輩に相談する。就職してそれなりの企業で働いた経験がある方は、こうした体験があるはずです。
一般企業でも、嫌だから辞める、逃げるという人もいますが、占いの世界ではこれが結構多い。

そういったことはダメだとは思いませんが、選択肢がその1択しかないような人は、うちは採用したくはないです。
こうした人だと、お客様を不幸にする。お客様視点ではない占い師ともいえます。

つらいことがあっても、逃げちゃいけないケースや逃げられない場合もあります。
そこで逃げるということを口にするのはあまりにも無責任です。

どう切り抜けるか、それはまず立ち向かうという視点を持った人でなければ無理であり、占い師側が逃げ1択では、本当はつかめるものをつかめないという結果を招きます。

弊社としては、戦う、逃げるの2択しかない人よりも、第3、第4の選択肢をきちんと提案できる占い師が理想だと考えているし、自分自身も鑑定をするときにはそうできるようにあれこれ知恵を絞ります。

東洋系でも、陰陽の考えがあったり、タロットでも正逆があるとおり、2通りのものをきちんと考えられるのが、本来のプロ占い師だと私は思います。選択肢が1択な人は、自分に欠けている部分があって、おそらくいつまでも自分が幸せだとは感じることができない人なんじゃないかと思います。幸せだと思い込むようなことはできるかもしれないけど、ガチな幸せな人を見ると、自分がみじめになるような感じで。
ダメな時を知っているからこそ、良い時を良いと感じられる。
そして、より良いものを目指そうと探求心も生まれると思っています。

ダメな時から良い状況に変えることができる人。これが占いに求められるもののひとつだとも感じます。
ダメな時。そこから抜け出せることができるとわかれば、何も悲観することはない。
だから、私もダメな時に、落ち込むことはありませんでした。結果が大丈夫というなら、自分自身を信じてできることをやろうと考えました。

まだ、良い時期を迎えたわけではありませんが、ダメはダメなりに頭を使い、良い時期をより良いものにしていくように、コツコツと自分なりにレールを敷きます。案外ダメな時期じゃないと気づけないこともあったりして、レールの材料が足らなければ、あるもので代用して、今は新幹線か銀河鉄道999の本線が入るレールが近くにあることに気づき、そこにつなげるような段階です。国内にビューンっていくか、世界に羽ばたくか、それはつないでみなければわかりません。

たぶん、つないだ時に自分たちが新幹線だったのか、銀河鉄道999の空飛ぶ電車だったのかが判明すると思います。他社からうちは異質にみられるという話を聞くことがありますが、それは普通の線路に新幹線や銀河鉄道999の電車があれば、それは異質に感じるのは当然ですからね。

100拠点展開。それは上記の本線につながったことになり、東京近郊100か所+αで終わる話でなく、新幹線だから全国を網羅するような感じになると思います。そして、銀河鉄道999の電車だったなら、全国を網羅をしながら、世界展開が動いていく、そんな感じになるでしょう。

その時には、その電車に乗ってる人。当初は100円で切符を買って乗ったのに、その切符がプレミアついて100万円で売ってくれと言われるような感じになるやもしれませんね。

引用:マリーシェル|チャット占いUranow(ウラナーウ)と秋葉原の占い館

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