大航海時代。船乗りたちには、優秀な航海士が求められていました。
ワンピースのルフィーには、ナミがいたように。
ルフィーには海賊王という夢があったように、人それぞれ叶えたい夢であったり、目指すべき目標があって、みんなそれに向かって進んでいくことになりますが、その道は平坦なものとは限りません。
まさに大航海時代に目的や夢に向かって帆を進める船のように、その途中では荒れた天候で行く手を遮られることもあれば、道を一歩間違えれば座礁して、目的地に到達できないこともあります。
マリーシェルの占いは、それぞれの船にとっての航海士の役割を担える、そんな使い方が実はできたりするのです。
弊社自らの例を挙げると、スカイ・ベリーが長期的な流れを観ています。
会社と代表のそれぞれの星の流れを出します。
そこで大きな変化が生まれる時期、そしてリスクが高まる時期を見つけます。
1年の流れが悪くないといっても、その1年の中にも穏やかな時と波の荒い時期があります。
今から3か月くらいの中期的なものを観ると、そこで雲行きが怪しい時を見つけることがあります。
たいてい1か月先のことは細かく読めても、3か月先になると、クリアに見えず判断が付きにくいこともあります。
たとえば流れが変わる星がめぐっていて、その時期にはエネルギーの一番強い星がでている。
そうした時には、流れが変わるといっても、徐々に変わるわけではなく、急変になります。急変ということであれば、現時点ではその気配すら出ていないということになります。
先の変化がわかっているなら、対処できるケースもあります。
嵐が来るのに、そこに突っ込む船乗りはいませんからね。
ただし、急変するといっても、環境や状況など周囲の変化なのか、自分たち自身のことなのか、そこがわからなければ対処の仕方が変わってくるので、その時期に働く星を観ます。すると、会社や組織、集団、つながりというヒントを得ます。それは自分たちにストレートに起こるものであることがわかる。
前後の流れを調べると、前になんらかの契約ごとが出る。けれども、その契約が急変に作用しているわけではないことを知る。
そこでポイントがわかっているので、航海士役のまるっとさんにバトンタッチします。
ここからはタロットで観ていきますが、観るべきポイントを指定されているから、効果的にピンポイントでその事象をとらえます。
もし、観るべきポイントが定まっていなければ、先の1年後の平和を伝えられても、それまでのピンチで損失が発生していることもあるのです。
だから、ポイントを定めて観てもらうのが効果的で、やはりタロットカードも同じような結果が出てきます。
登場人物が限られたものであるならば、その人物を対象に深堀していけば、細かな動きを知ることができます。
けれども会社のことになると、的が絞りにくく、なかなか予想だにしない会社や人が出てきたりします。
昨年であれば、マリーシェルに富士フィルムGが直接アクセスしてくることがありましたが、さすがに最初から相手が富士フィルムとまでは割り出すことはできません。東京商工リサーチ、帝国データバンクの2社がそれぞれリサーチをかけてきて、何か新たな話が入るという気配があり、その話自体は乗ってよいものかどうかを事前に判断し、マリーシェルは進めることにしました。だから、相手がわかって面談する時には”進める”を前提で話をしていきますし、競合がいても関係なく、弊社が契約することがわかっていました。
そして、こうした流れを観る時には、誰が動くことで勝率や成果を挙げられるのか、そこも大事です。
代表が直接動いた方がよい時とそうではない時があります。
代表の流れがよい時期には、代表が動いてもおおむね平気ですが、今回観たタイミングは代表が不調な時期。
そうした時に、ものすごい変化が起こってしまうと、対応できないということが予想されます。
しかし、今回は代表しか逆に動けないという結果。嵐で激流の中を突っ込んでいって、多少壊れるとこがでてきても、何とかすることができるという結果を得ます。
最初から傷つくことがわかっていれば、不安がる必要がなくなります。むしろ、その激流の中のかじ取りを楽しもうという気持ちさえ芽生えます。
これから起こるピンチの時、一歩間違えれば崩れるという場面も出てきますが、そこで自分の判断が間違っていないかどうかを航海士役の占い師が都度確認しながら進めていきます。
困難をひとつひとつクリアすると、いつの間にか不沈艦と呼ばれるようになるし、激戦で勝利を重ねれば、無敵艦隊と呼ばれる日がくるでしょうが、それはワンピースのルフィー率いる海賊団と同じように、その船に乗るクルーである占い師ひとりひとりが優秀だからこそであって、スカイ・ベリーが解決することもあれば、夢雲が解決することもあるし、チームで挑んで解決することもある、それがマリーシェルの占いです。