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占い業界の長期展望|KoSな世界の先にあるもの

他のところに書いた占い師向けじゃない記事が割と反響よいので、それについて書いておきます。
ビジネス系の仕事の占いは、占い相談では昨今結構相談内容として増えていると思います。
けれども、電話占いをはじめとしたアプリやWEB系の占い師で、この領域でまともな鑑定ができているという話は聞いたことがなく、むしろトラブルの話だけがよく私のところに入ってきたりしています。

だから、実技審査やっとかんとマズイと思うんですがね。

以前、記事で書いたこともありますが、仕事の相談を受けた時にミスマッチというか、的外れな占いになるのは、その人本人しかみていないことが原因で、いくら本人がよくても会社の状況が悪ければ、本人には悪いとしか思えません。

アホな占い師は、転職の相談だと、転職すべきではない時期に動いた方がよいととんでもないことを口走る輩もいます。
今、一気に円安が進んだり、物価の高騰が発生しており、仕事の相談については結構やりにくいというか、経験の浅い占い師や技術のない占い師にとっては難しい感じになっていると思います。

参考になるかどうかは知りませんが、今回、私なりの見解を述べます。
よく私の記事をパクる人々は後追いで同じような発言をしたりしますが、ここで述べた内容と同じようなことを言う人は疑った方がよいことも併せて伝えておきます。

現状は、KoSな世界。
“KoS”耳慣れない言葉かもしれませんが、これ世界中で利用されるゲームのチャットなどではよく出てくるワードで、おそらくスラングじゃないかと思いますが、”Kill on sight ”の略で、争いごとの多い現状にはピッタリな言葉だと思って、このワードを私は使っています。決して、弊社の記事などをパクるような”こすい人”が増えるということではないです。

KoSな世界の後に発生するのは、Loser。
争いの敗者というのが必ず現れます。
今はまだバチバチの先の世界が広がり、まだ明確な敗者が決まりません。

この敗者が明確になった後に、ちょこちょこ今でも耳にするメタバースな世界が広がるかというと、私はそうではなくマージMergeな世界が拡がると考えています。

感のよい人は、ここまでで私が何に気づいたかを感じ取ると思いますが、 そうアルファベット順で並んでいるのです。

K:Kill (on sight)
L:Loser
M:Merge

Mergeな世界に話を戻すと、これ敗者にならないための生き残り戦略として、各社マージをしていく。
今も早いところは始まってますが、今後本格化するはずです。

Merge:統合、併合、合併などの意ですが、ビジネス的には”OMO”という流れが強まると思います。これまでの本来の意味とはちょいと異なる”OMO”が拡がると思うのです。
ちなみに、これ「Online Merges with Offline」です。

そして、それができないところがLOSER になってしまうという風に考えています。

そんで、マージな世界の次には、”N”な世界。
Nothing=何もない 元の形を残さず変化するとか、この時点の敗者は残るものがない敗者とか、世界が変わることでなくなるものが出てくるという感じです。

次いで出るのが、”O”の世界。
これは、Oligopoly、Occupiedなどで、寡占とか占領される状況が生まれる世界です。
たとえば、メタバースなどはこの世界で勝負付けが済むというか、検索のgoogleクロームや流通のamazonのような状況が見られる。
つまりは、生き残りが限られるということです。

すべてが過去に紐づいていて、マージしてない企業がOligopolyな世界を生み出すことはないし、今後パッと出たところが勝利するというよりも、先に動いていたところがこの世界を生み出すということだと思います。

むろん、これはメタバースなどの一部に限らず、占い業界にも言えます。
補足として、K、L、M、N・・と続く流れ、陰陽と同じように強弱があって、K、M、Oが強く出てそこで拡がる世界、それらの間にあるのは、結果何が生まれるかってことです。

占い業界で、マージできたところはあるか?

うちはこうした状況を読んで動く会社なので、ちゃんとマージしました。
それが前回までに記載したもの。すでに実証実験が終了し、次のステップに進みます。

マージしたところは、こうしたように次のステップに自然と進みます。これが運の流れに乗るということかもしれません。

まあ、挑戦権を獲得したようなものでしょう。
マージ=寡占につながるということではなく、次のステージが待っているのです。

“N・・・”な世界においては、何か捨てるものが出てくるはず。

マージする内容次第で、ガラリと変わってしまうので、何かしらの変化を受け入れなければならないということ。
でも、それにより”O”の世界につながってくるのです。

マージできなかったところは、今からどうするか?

目下の占い業界の環境、状況を見ると、手遅れだと思います。
うちがマージに動いたのは去年で、半年後にようやくマージが始まった状況でしたので。うちの場合、保険でもうひとつマージを進めており、それもおおむね進められそうです。

これからできるマージは、たぶん弊社側と手を組むしかないですけども、うちは反社と不正企業NGですからね。

“Nothing”な世界は、”Loser”な世界よりもキツイです。なぜなら、負けじゃなく失うので。
会社で考えれば、事業単位でなくすということではなく、会社自体がという状態が”Nothing”だと考えています。

2年前くらいにチャット占い全体が減少するタイミングが来ると私は書いたことがありますが、今それが起こっています。これサービス自体の問題ではなく、占い師側の質の問題。
電話に逃げる企業が増えたと広告系企業から話を聞いていますが、それも同じ状況になります。
むしろ、そっちは別の問題が発生し、ドスンとくると思いますが、ここでは書かないでおきます。

長期戦略を描けない企業は非常に多いです。どこを目指しているのか、ゴールなき旅路ほど、辛いものはないと思います。行き当たりばったりでは、現在のような難局を乗り切ることはできません。

うちの場合は、世界展開を昔から挙げているとおり、そのゴールに変更はなく、そこを目指すために必要なものが何かで物事を判断し、前回のマージ先などを選択しているわけです。

前回までに書いた首都圏100拠点。これは寡占でもなんでもない。
首都圏だけでは寡占と言えませんから、それはあくまできっかけだと思いますね。
“思いますね”というのは、そこに絞り込んでしまうと、他の可能性をつぶしてしまうので、私は絞りません。

寡占は業界を指すので、全体に波及するわけで、リアルとネットの双方になるだろうと思います。

引用:マリーシェル|チャット占いUranow(ウラナーウ)と秋葉原の占い館

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