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相性診断|相性が悪いと付き合えないは間違い

占い師の審査をやっていると、“相性”というものをそもそも理解していない占い師が多いことに気づきます。

恋愛相談などでは、相性という言葉がよく飛び交うことになりますが、その言葉を使う占い師側が相性を理解していない・・・。

たとえば、好きな人がいて恋がうまくいくか?といった相談があります。相性を観て、うまくいくと言ってしまう占い師が結構多いです。

“相性がよい=うまくいく”という考えなのでしょうが、それは明らかな間違いです。

その発想では“相性が悪い=付き合えない”となりますが、実際には相性の悪いカップルもいます。また相性が悪いから仲が悪いということも言い切れません。

私のやっている東洋系の占いの例を挙げると・・・
冲殺の時期など、通常の時期ではない期間を除き、相性はプラスに働きますが、冲殺期などの不安定な流れの中では、相性が裏目に出ることがあります。

ここで大事なのは、相性が何にどう影響を与えるのか、それを知ること。

ひとえに相性といっても、働き方が異なります。私の占いの場合は、12の相性があり、それぞれ意味合いや働き方が異なります。

環境・状況・結果、心情のどこに影響するのか、それをまず捉えることが大事であり、それを理解しない限りは、うまくいくとかいかないという判断は本来付きません。

ここで書いていることは占いの技術の話であり、知識主体の書籍には書かれることがないでしょう。実際に相性に関する鑑定をしていく中で、矛盾を感じることを機に知ることが多いものです。

腕のある占い師は、実践からここで書くようなことを自然と身に付けており、それが当たり前になっているし、誰でも知っているであろうというふうに考えるでしょうが、占い師の審査をすると分かりますが、実際にはそのことに気づいていない、知らない占い師がほとんどという残念な現実があります。

この相性の話と同じようなケースでは、才能など本人のことを観る時にも似たような間違いをする占い師が存在します。次回は、それについて触れます。


執筆:スカイ・ベリー

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