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孤立の総理。逆張りに動く人にとっては、逆に有利な状況であるのかもしれない。

石破首相の孤立っぷりの記事が文春に出てました。

就任後から、TVに映るたびにマスコミが批判の声を次々と挙がる。

  • 内閣発足時の写真がだらしない・・・。
  • 国際会議での着席のままのあいさつがマナー違反。
  • おむすびの食べ方まで批判される始末・・・。

文春記事には、石破取材の第一人者が「石破さんは自分が意図していないのに『結果こうなってる』ということが多い」とコメントしていました。

この発言は、占い上で石破首相を観た時のイメージとぴったりだなと感じ、今回記事にすることにしました。

文春記事には、石破首相の“異様な孤立”とタイトルが書かれていますが、そもそも今に始まったものではありません。

もともと石破首相はそういう星のもとに生まれたタイプであって、自然と孤立という状態を生んでしまう人。だから、その状況には慣れているし、むしろ周囲から“孤立”していると騒がれる今が、首相にとっては結果いい状況になりやすいでしょう。

石破首相は、占い上では気持ちや感情で動くタイプで二面性があり、所信表明演説で名前を挙げた石橋湛山は真逆のタイプであるものの、自分の位置を表す星はふたりとも孤独の星を持っており、それが冲殺されています。(冲殺とは、簡単にいえば消されているとか崩れているという状態。)

孤独の星を持ってる人は、独りが楽とか、自然と自分中心の考え方になりがちで、それが冲殺されているというのは、独りを望んでいるわけではないのに結果そうなるみたいな逆張りに働きやすいのです。石破首相の場合は、宿命を観ると自分の場にも社会の場にも孤独の星があり、自分の場が冲殺されています。社会の場とは仕事に影響する位置で、仲間が少ないというのは孤独の星そのもの。石破首相は、この孤独の星以外に、注目を集めやすい人気運の星を持っているので、社会の場が孤立の状況になるほど、人気が出やすい。以前の自民党代表を決める投票で負けた時に、地方票は取っているのに、議員票が取れずに負けたということがありましたが、仲間が少ないけども、周囲には人気があるという宿命そのものの状況が起こっていました。

石破首相に関しては、10年前くらいになりますが、当時東京に石破首相の講演会がないということで、慶応の同期が発起人になって、講演会を立ち上げる際に、慶応の同期であるトヨタの豊田章男会長がそこに来ることはありませんでした。自分を指す星が孤独の石破首相に対し、豊田会長は改革・創造性の星、この2つは火と水の関係で相容れない性質になりますが、改革の星を持つ豊田会長がここに来ないというのは、現状の流れが変わることはないから、当面総裁選勝てないと考えていたら、その通りに連敗を喫していました。

4回目の敗戦を受け、水月会の会長を辞任、より孤独感を強めた状況に変わった5回目で石破首相は勝利を掴みました。

石破首相にとっては、自分の望まない環境の方が強く、自分が有利な状況の時の方が安定感がない。

昨今の批判の声を観る限りでは、四面楚歌という表現も出てきていますが、そうなると石破首相にとってはなぜか有利に働いてしまうという状態が起こるでしょう。

これは国民にとっては、明るいことなのか?

石破首相は、総裁選の際に、日本を守る、国民を守るなど、「守る」という言葉を連呼していました。でも、そもそも「守り」の星を石破首相は持っておらず、これはできないことを口にしたことになるため、おそらくマイナス方面に逆張りの働き方をしていくことになると思います。

  • 103万円の壁という話が挙がった後に、主婦年金廃止がすぐに挙がる。
  • ガソリンの補助金が切れることになるのに、それらの税制の話は先送りになる。

すでにこうした話が挙がってきたように、当面はマイナス方面の話題の方が強く動いていくことになり、“保守”の石破首相ではなく、何も守れずに“反守”になってしまうでしょう。

石破首相がほんとに「守る」を実行するならば、孤立の星を持つ人は仲間と徒党を組んでなんて考えずに、独りで物事を進めていくことができます。つまり、税制の問題などで財務省がうるさいとかあるならば、そこを黙らせるくらいの強権を発動していく、これはケンカとかではなく人事をいじればいいだけで、そういうことを本来はやっていきます。気持ちや感情で動くタイプの石破首相だから、こうしたいという思いをもとに行動にでる、結果そこで相手から反発があっても、世論は石破首相に味方するという状況が生まれますが、今のところはまったくそれが見られない。

つまり、“保守”ではなく、“反守”に動いていってしまっているように映ります。

誰のための総理なのか?私は国民のための総理にこれから変わっていって欲しいなと思います。

執筆:スカイ・ベリー

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