連載コラム

数字にこめられた意味を知って、開運に繋げろ!  その①

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【<1~9の数字>陰陽世界での意味は?】

<1>
はじまりを示す数字。
<2>
つながりを示す数字。
<3>
調和を示す、バランスの良い数字。また、支えを表す数字。
<4>
落ち着くことができる、安定を示す数字。
<5>
1から9までの数字の中で、ちょうど真ん中なので、
中心を示し、結びを表す数字。
<6>
自然を示す数字。
<7>
人間を示す数字。自然の「6」を超えた生物が人間という考え方。
<8>
無限を示す数字。人間と神の世界を隔てるのはこの無限だという考え方。
<9>
神を示す数字。

※人間<7>と神<9>の間には無限<8>が存在するため、神にはどうやっても到達できはしないという考え方

そして、この陰陽の世界の数字の意味を具体的に考えると、「確かに……」「納得!」と思ってしまいます

【1】はじまりを示す数字

1はすべての始まりであって、何かが起こる、生じることを表しています。これは、誰もがイメージしやすいことでしょう。

【2】つながりを示す数字

陰陽もそうですが、明暗、善悪、男女など、対極にあるものが2つあって、深い繋がりが見えてきます。しかも、1つでは見えない繋がりが多いように思えてなりません。

【3】調和を示す、バランスの良い数字。また、支えを表す数字

2つの対極に位置するものに対して、第三の点の存在は調和をもたらすものです。それは、構造物としての三角形が物語っています。また、3度の食事や朝昼晩と一日を3つにわけることも私たちは自然にやっていますよね。コレは私たちが直感的に「一番バランスがいい」と、わかるからなのかもしれません。

【4】落ち着くことができる、安定を示す数字

四角は安定をしています。机も四点で支えられていることが多く、また、東西南北を守る四神や四季といったものも「4」。バランスがよく調和の取れているように感じさせる数字です。

【5】中心を示し、結びを表す数字

五街道は江戸を中心に各地を結ぶ5つの街道だし、ご縁(5えん)も結ぶもの。また、東西南北の四方を結ぶ中心点でもあります。「結び」の数字らしいというのも頷けます。

【6】自然を示す数字

六角形は自然界に多く存在することから、不思議だと言われ続けています。たとえば、マグマが固まってできた節理やハチの巣、雪の結晶、土星の六角形の渦が代表でしょう。ハチの巣のハニカム構造なんかは、自然からできているのに安定性があるため航空機や建設などにも応用されているほど。神秘的ともいえる自然に安定を携えた数ですね。

【7】人間を示す数字

一週間は7日、音階も7音。虹の色を人が認識できるのは7色で、人間が短時間でストレスなく覚えられる数字は7桁とも言われています。このようなことを踏まえると、生活など私たちと密接に関わってくることにつきものの数字は「7」なのかもしれません。また、人は7個のチャクラを持っていると言われ、「7」という数字を好む傾向もありますね。

【8】無限を示す数字

無限の記号を思い浮かべると、しっくりきます。「8」を横たえたマーク「∞」が無限を表すのですから。

【9】神を示す数字

さらに、陰陽の世界ではこの9つの数字を3つに分類しているそうです。

3つの分類

【人間界を表す】

<1>はじまりを示す数字。

<4>落ち着くことができる、安定を示す数字。

<7>人間を示す数字。自然の「6」を超えた生物が人間という考え方。

【結びつきを表す】

<2>つながりを示す数字。

<5>1から9までの数字の中で、ちょうど真ん中なので、中心を示し、結びを表す数字。

<8>無限を示す数字。人間と神の世界を隔てるのはこの無限だという考え方。

【神に通ずる数字】

<3>調和を示す、バランスの良い数字。また、支えを表す数字。

<6>自然を示す数字。

<9>神を示す数字。

この数字の並び、どこかで見た覚えがありませんか?
ぱっと思い出せなかった方は、下の電卓に注目してください!
縦の数列を見ると、陰陽のわけ方とぴったり同じなんです!

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前出の幸輝氏によると、
「右に並んだ神に通じる数字と左に並んだ人間界を、表す数字が中央で結びつけているようだ」と、感じるそうです。
言われてみると本当にその通りで、これは偶然なのだろうか、と奇妙なキモチになりますよね。
そして、さらに不思議なことが起きちゃうんです!

「1」というはじまりの数字を「7」という人間の数字でわってみると、どうなるでしょう?

1÷7=0.142857……

なんと、奇跡の数列として有名な不思議数字「142857」が出てくるんです!

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【超絶不思議! 巡回数「142857」】

奇跡の数字といわれる巡回数「142857」を御存知でしょうか? 巡回数とは掛け算をしたときに、数の順序を崩さず巡回する整数のこと。

142857×1=142857
142857×2=285714
142857×3=428571
142857×4=571428
142857×5=714285
142857×6=857142

※わかりにくい場合は太字の「1」を始点に数字の並びを見てください

とっても神秘的ですね。この巡回数の中でも特に有名なのが、上記にある「142857」という数字。カプレカ数としても知られています。

【カプレカ数】

二乗して十一桁の数を真ん中で分けて足すと、元の値に戻るという数字。142857もこのカプレカ数です。

142857の二乗は20408 122449
20408+122449=142857

と、上記のように元の数に戻ります。

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この不思議な数列、実は「9」に縁があるんです。

142857を2桁ずつにわけて足すと「99」、三桁ずつわけて足すと「999」になり、さらに掛け算で7の数字を入れると「999999」となるのです!

<2桁>
14+28+57=99

<3桁>
142+857=999

<7の掛け算>

142857×7=999999

陰陽の世界では「9」は神を表すとのこと。この「9」に繋がっていく数列「142857」には【神に通ずる数字3つ】(<3>調和を示し、支えを表す数字。<6>自然を示す数字。<9>神を示す数字)が入りません。

ここまでを踏まえて「142857」をまとめてみましょう。

<1>はじまりがあり、<4>安定し<2>つながりを持って<8>無限になる。そして、<5>結びついたものが<7>人間である。

陰陽の世界の数字の意味をもって、読み解くと、こんな風に人間を表す数列なのかもしれません。

たかが、数字。ですが、「偶然!」「おもしろい!」だけではもったいないような、メッセージが込められているな~んてことがあったりして。まずは意識することから始めないと神様の御加護も受ける資格がないのやも。始まりから結びつきまでを意識することで、私たちはやっと人間として確立できる、そんな存在なのかもしれませんね。人間に成ることで「9」、神様との繋がりができるなんて風にも、見えますよ~。さぁ、あなたにはどんなメッセージが受け取れたでしょう?

※その②『陰陽の世界での数字で読み解く!? 決まった数の意味☆』に続く
数字にこめられた意味を知って、開運に繋げろ!  その③
占いニュースの数字に込められた意味を知って開運につなげろの番外編 2018年の”3”の月

参考文献

『悪運をはねのけ強運を引き寄せる 陰陽師の教え』幸輝 サンマーク出版(2016)他

ライター来栖田まり

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